ラオスには市場がたくさんあり、毎日たくさんの食材が販売されています。スーパーマーケットがあまり多くないので、都心から少し離れると、タラートと呼ばれる市場で買い物をすることも多くなります。また、価格もラオスの一般的な人々が購入するため、スーパーマーケットよりも安めに購入できます。
ラオス語で「市場」は「タラート」と言いますが、ビエンチャンで最もよく耳にする「タラート」というと「タラートサオ(朝市)」かと思います。ただ、こちらは、現在改装中なのかほぼ無くなっています。元々、食品関係はあまり売られていませんでしたので、食材を探すのであれば、今回のような市場が良いでしょう。
今回ご紹介するのは、
魚介類も豊富な市場
- タラートノンドゥアン(Trat Nong Duang) -
(ビエンチャン・ラオス)
です。
場所は下記になります。
場所がビエンチャン市街中心部から北西寄りになります。旅行でビエンチャンを訪れる人にとっては、ちょっと離れたエリアということになるかもしれません。
地図上では、「トンカンカム市場」も表示されていますが、1㎞~2㎞程度離れています。
「トンカンカム市場」の内容は下記からもお読みいただけます。
「ノンドゥアン市場」ですが、一見、市場っぽく見えず、長屋が連なっているだけのように見えますが、人の出入りが多いので分かるかと思います。
市場の中はこのような感じです。
よくあるドーム型というか、鉄骨で屋根が組まれていますが、風通しは良く、ほぼ屋外と変わらない感じになっています。Covid-19のこともあるので、こういう感じになっている方が安心ですね。
床は水浸し、肉や魚のにおいが漂う、いわゆるローカル市場という感じです。
この「ノンドゥアン市場」の特徴は、お肉や魚介類の割合が高いことです(私調べ、あくまで感覚ですが・・・)。
お肉の通り、魚やエビ、イカなどの通りという感じで、他の市場に比べ、それらのお店が多い気がします。
こちらはエビが大量に売られています。
ラオスは海が無いので、これらはタイなどからの輸入になります。1㎏あたり80,000Kip(約1,000円弱)からと、やっぱり多少割高に感じますね。これは輸送費もあるので、仕方ないことでしょう。
もちろん、肉類、魚介類だけでなく、野菜もあります。
こちらはラオスで取れた野菜だと思いますので、どれも新鮮ですね。豆腐も売っていました。
野菜があれば、もちろんフルーツ類もあります。
私の好きなマンゴーの季節が終わってしまったので、フルーツを買う機会も激減していますが、新たな南国フルーツにチャレンジしてみたいと考えています。
猫さんも売って・・・ませんが、くつろいでいます。
看板猫なのでしょう。近づいても逃げません。ごはんもしっかりもらえるのか、ラオスの猫の中では、結構しっかりした体格をしています。
ノンドゥアン市場の外には、衛生的な市場や商店も並んでいます。
市場で食材を買い、周辺の店で食器類を買ったり、お昼ご飯を食べたりという感じで利用できそうなお店が並んでいます。
ラオスのホットポットで使う土鍋は、買ってみたいと思うのですが、炭火で調理しなければならないため、買うのはためらってしまいます。パーティ等が頻繁にできるようになれば、考えてみたいと思います。
ということで、「ノンドゥアン市場」のご紹介でした。
生鮮市場としては「トンカンカム市場」が有名ですが、こちらは規模こそ小さいですが、活気もあり、食材もおいしそうな感じでした。
今回、訪問したのは夕方でした。一般的に市場は午前中の方が活気があるような気がしますが、今回は、夕方でもほとんどのお店が営業していました。魚介類が多いなど、ちょっと特徴もあるので、興味があればぜひ一度、覗いてみてください。
今回は、以上です。
今日の生活: タラートノンドゥアン(Trat Nong Duang)(ビエンチャン・ラオス)
場所:Near Asean Road, Vientiane Capital