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ラオスの仏教行事 - オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ) - (ビエンチャン・ラオス)

 

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ラオスは仏教国で、日々の生活に仏教が根付いています。

年中行事としていくつかの仏教行事がありますあが、その中でも規模の大きなものとして、「カオパンサー(雨安居,ເຂົ້າພັນສາ)」と「オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ)」があります。それぞれ、僧侶が修行に入る時と、修行が終わる時に行われ、また、雨期の始まりと終わりも意味しているようです。今年の「オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ)」は2021年は10月21日でした。

 

今回ご紹介するのは、

 

ラオスの仏教行事

- オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ) -

(ビエンチャン・ラオス)

 

です。

 

ラオス全土のお寺で実施されますが、2021年はCovid-19の影響で感染が発生しているエリアでは基本的には実施できません。お寺に集まっての実施は禁止され、各家庭で小規模に行うことになっています。  

 

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「オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ)」の家々の前には、このような感じで灯篭が置かれています。通常ですと、お寺に出向いてお参りし、ローソクなどを持って境内を3回まわる「ウィアンティアン」等も行いますが、今年は自宅でしんみりとした形のようです。

また、花火や爆竹を鳴らすこともありますが、今年はあまり行われていないようでとても静かな「オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ)」でした。

 

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お寺にも参詣の人はおらず、お坊さんがローソクを境内の入口や仏像の前にかざしているのみです。

 

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その一方で、仏教行事が同じように行われているタイでは、「オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ)」が例年通り実施されているようで、メコン河沿いでは、対岸のタイのシーチェンマイで行われているお祭り的な部分が見られます。

上の写真は、コムローイと呼ばれる灯篭を上げているところです。花火も上がっており、対岸まで数百メートルの距離であるため、小さいながらも眺めることができます。

 

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メコン河沿いには、小規模ですが屋台も並んでいます。警察が周辺を見回りながらですので、なんとなくピリピリした感じもありますが、こういった時期ですので、あまり人が密集しないように注意を払う必要がありそうです。

 

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例年ですと、花火・爆竹・宴会をしている人の歓声や歌声でかなり騒がしい「オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ)」の夜ですが、今年の夜は静かに過ぎていきました。

ただ、伝統的な「オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ)」はきっとこのような感じなのでしょう。

 

 

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「オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ)」は満月の夜に行われます。この日は天気もよく、きれいな満月が出ていました。

ラオスの暦上は、これから3月頃までは乾期ということになるようです。

 

 

今回は、以上です。

 

今日の文化: オークパンサー(出安居,ອອກພັນສາ)(ビエンチャン・ラオス)

場所:Lao PDR

 

 

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