3月6日(月)は年に数回ある仏教の日(マーカブーチャー(万仏節 วันมาฆบูชา))でした。
在住の外国人にとっては、その日が禁酒日になることが一番の関心事なのかもしれませんが、タイの人の多くはお寺に足を運びます。
今回、ご紹介するのは
タイの仏教行事
- マーカブーチャー(万仏節 วันมาฆบูชา) -
(バンコク・タイ)
です。
マーカブーチャー(万仏節 วันมาฆบูชา)
仏教徒が、ブッダが入滅する3ヶ月前の陰暦3月(月宿 マカ(磨羯宮、南方朱雀の「星」、うみへび座α星)に白道のあるとき)に王舎城の竹林精舎で戒律(オヴァータ・パーティモカ)を説いた。そのときブッタが具足戒を与え、悟りを得た1250人の比丘が何の事前の知らせもなく集結した奇跡を記念した日。
タイでは、人々は寺で説法を聞き、手に蝋燭を持ち本堂を3巡する。公共の場では基本的に、禁酒になる習慣がある。
※「Wikipedia」より引用
詳しいことは割愛致しますが、「何か凄いことがあった日」ということです。
仏教行事としては、僧侶が雨季に修行に入る「カオパンサー」や、その修行が終わる「オークパンサー」などが有名ですが、2~3ヶ月に一回ぐらいのペースで、こういった仏教の日があります。
お寺に着いたら、まずはお布施をしましょう。
たいていのお寺では、入り口付近にこういった写真のようなものを配っている所があります。それをもらって、紙幣をつけてお布施しましょう。額は特に決まっていませんが、20バーツが一般的のようです(20バーツ未満だとコインになるという事情もあると思います)。
次に、蓮の花と蝋燭、線香をもらいましょう。
これは、お寺のお堂を3周するときに使います。
この3周することを「ウィアンティアン(เวียนเทียน)」といいます。
今回、訪れたお寺はお堂の周りを3周でしたが、お寺によっては境内を3周することもあり、その場合、30分ぐらいかかることもあります。
蝋燭と線香に火をつけて、スタートしましょう。右回りで周ります。
ここのお寺のお堂は1周100mもないので、ゆっくり歩いても数分で完了します。あまり長いと、蝋燭や線香が燃え尽きてしまうので、残るぐらいの時間がちょうど良いですね。
終わったら、蓮の花と蝋燭、線香は、お堂前の祭壇のような場所にお返しします。
「ウィアンティアン(เวียนเทียน)」だけで帰っても良いのですが、お堂の中では、お坊さんに水をかけてもらうこともできます。
お坊さんが木の棒を水で浸し、それをふりかける感じです。水滴がつく程度なので、ビショビショになることはありません。
その他にも、境内内にはお参りできる場所があります。
タイやラオスでは生まれた曜日毎に仏様があり、自分の曜日の仏様にお参りします。
私は金曜日の仏様にお参りしました。
ちなみに、水曜日だけは午前と午後があります。水曜日生まれの人は、生まれた時間も関係しますが、わからなければ好きな方にしましょう。
ということで、タイの仏教行事「マーカブーチャー(万仏節 วันมาฆบูชา)」でした。
滞在中に仏教行事がある場合は、ぜひ、お寺に行ってみましょう。
なお、服装は原則、白色ですが、上の写真の通り、タイの人もそれほど気にしていないので、肌の露出を抑えた服装であればOKです。
今回は、以上です。
今日のお店: タイの仏教行事 - マーカブーチャー(万仏節 วันมาฆบูชา) -
場所: Bangkok, Thailand
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