東南アジアの食事場所と言うと、屋台を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。シンガポール、マレーシアやタイといった国々では、地元の人も日々の食事場所として、屋台が利用されていました。外国人観光客もそこへ行き、地元料理を安価に味わうことができました。
現在のラオスでは屋台が路上や空き地に出ていることは珍しくはありませんが、20年ほど前の「地球の歩き方」などを見ると、
「ラオスには屋台がほとんどなく、ラオスの人々は食事は家庭で取ることが一般的」
との記載もあり、私も、バスターミナルなど、人出の多い場所を除き、その当時、屋台で食事をした記憶はありません。
現在は、 多くの場所に屋台が出ており、いくつかの屋台が集合した「屋台村」も形成するようになっています。
そんなビエンチャンにある屋台街(屋台村)をご紹介します。
今回、ご紹介するのは、
ビエンチャンの屋台街⑤
- トヨタ前屋台街 -
(ビエンチャン・ラオス)
です。
場所は下記になります。
ビエンチャン市街中心部からもほど近い場所にあります。メコン河から徒歩で15分ぐらいでしょうか。ビエンチャン市民の台所「トンカンカム市場」からも近い位置になります。
屋台街の反対側にはトヨタの販売店や整備場などがあり、トヨタの看板を目指して来れば、その反対側にあります。ということで、勝手に「トヨタ前屋台街」と名付けさせていただきました。
屋台街の様子です。
道路沿いの歩道に屋台が並んでいる感じです。常設のお店もその奥に並んでおり、屋台とそういったお店で、屋台街のようなものを形成しています。
店舗数は10店舗ぐらいでしょうか。



屋台の種類は、定番の焼き鳥やをはじめ、イカ焼き、麺類、ロティと呼ばれるクレープ、お寿司などがあります。
どの屋台もお客さんが途絶えず、結構人気のある屋台街のようです。


常設のお店では、ベトナム春巻きのお店もあります。
こちらは何度かフードパンダでデリバリーしてもらったこともあります。安くてボリューム満点の春巻きと素麺のセットでした。
その時の記事は下記からもお読みいただけます。


どこの屋台で食べようかと迷っていたら、手際よく焼き飯を作る屋台がありました。
ラオスの焼き飯は、あまりパラッとしておらず好きではなかったのですが、ここのお店は確実にパラッとした焼き飯に見えたので、ここで注文してみることにしました。


テイクアウトして自宅に持って帰りました。
バナナの葉っぱが敷かれています。この辺は東南アジアっぽいですね。で、肝心のお味の方ですが、パラパラとした美味しい焼き飯でした。
なお、ラオスの焼き飯がパラッとしてないことについては、以前に「ラオスの焼き飯問題」として記事にしています。詳しくは、下記にリンクを置いておきます。
今回は、チャオアヌ通り沿い、トヨタ前の屋台街のご紹介でした。
市街地にも近く、住宅地もあるエリアなので、かなり活気のある屋台街でした。テイクアウトはもちろん、テーブルも置かれていますので、その場で食べることもできるので、ぜひ一度訪れてみてください。
今回は、以上です。
今日のお店:タート・ルアン前屋台街 - (ビエンチャン・ラオス)
場所:ChaoAnou Road, Vientiane Capital