今回はタイの情報です。
ラオス中国鉄道が開通し、途中乗り換えが必要ですが、シンガポールからポルトガルあるいはロンドンまで、線路がつながったことになります。好きな人は端から端まで乗りとおす旅行者も出てきそうですが、まずは、ビエンチャンから手軽に行けるタイのバンコクのターミナル駅のご紹介です。
今回ご紹介するのは
タイの長距離鉄道の起点「フアランポーン駅」
‐ Hua Lamphong Railway Station(ສະຖານີລົດໄຟຫົວລໍາໂພງ)-
(バンコク、タイ)
です。
場所は、下記になります。
場所はバンコク市街地の西側、チャイナタウンの近くにあります。路線バスはもちろん、地下鉄駅とも接続しており、市内各地からのアクセスも非常に便利です。
地下鉄駅とタイ国鉄の「フアランポーン駅」間は、地下通路でつながっていますが、距離が少しあり300m程度歩きます。地下鉄駅から「フアランポーン駅」に向かう人はあまり多くありませんが、その分、旅行者風の人が目立ちますので、その人について行けばたどり着けるでしょう。
タイ国鉄の起点、フアランポーン駅の外観です。
アーチ状(ドーム状)の駅舎になっています。竣工から100年ほどを経過している歴史のある建物です。ただ、新たな鉄道ターミナルとして「バーンスー駅」ができ、駅としての機能は移転するとの話が数年前から出ていました。実際、お別れ会的なイベントも実施されたようですが、未だに鉄道の運行は続いています。
駅舎の中もレトロ感はあります。それでも古くて不便ということもありません。むしろ旅情がかきたてられるという感じでしょうか。外国人旅行者・タイ人、それぞれから存続を望む声が出るのもわかるような気がします。
列車の発着の電光掲示板や、チケットカウンターなども電子化され、分かりやすくなり、今でも進歩していますので、使い勝手が悪いわけではありません。
ただ、コロナの影響もあり駅内にあった飲食店などの施設は閉鎖されたままになっています。フードコートやカフェなどが多く入っていましたが、今は数軒に限られています。
駅舎の外にはコンビニや飲食店があるので、必要であればそちらを利用しましょう。
プラットフォーム内です。
入り口での検札などはないので、チケットがない、乗車予定がない人でも入ることができます。
ホームは10番線ぐらいまであり、ほぼ行先別になっています。長編成の列車も多いので、先頭車両あたりに乗車する場合はかなり歩くことになります。
この列車に乗って、バンコクからノンカーイ、ビエンチャン、ルアンパバーンと旅行できるようになっています。ただ、現在(2022年8月時点)途中、乗り換えと駅間の移動が必要になります。
なお、チケットの購入は駅のカウンターで可能ですが、下記のサイトからも購入可能です。
https://www.dticket.railway.co.th/
タイ国鉄直営のサイトで、紙のチケットの受け取りなどは必要ありません。
ユーザ登録が必要で、その際にメールアドレスが必要になります。eチケットの受け取りもそのメールアドレスに届きますので、準備しておきましょう。支払いはクレジットカードになります。
今回は、以上です。
今日の駅:タイの長距離鉄道の起点「フアランポーン駅」 Hua Lamphong Railway Station(ສະຖານີລົດໄຟຫົວລໍາໂພງ)
場所: Bangkok, Thailand