今回は、タイのイサーン地方（東北地方）の中でも主要な都市のひとつ、ウボンラチャターニーのバスターミナルについてです。イサーン地方の大きな都市のひとつでもあるので、バス以外にも、空路や鉄道の便があります。それでも、この街から周辺に行く場合は、主な公共交通はバスになります。

そのため、この街を訪れる多くの旅行者の中には、空路や鉄道でこの街まで来た後、都市間をつなぐバスを利用することもあるでしょう。今回は、バンコクの他、イサーン地方各地やメコン河を隔てた対岸のラオスのパクセーへ行くことができるバスターミナルをご紹介します。

今回ご紹介するのは

ウボンラチャターニーの旅の起点

- ウボンラーチャターニー長距離バスターミナル

です。

場所は、下記になります。

場所はウボンラチャターニー市街北側にあります。市街が広い街なので郊外という雰囲気はありません。ただ、鉄道駅からは8㎞程度距離があります。バスターミナルへのアクセスはトゥクトゥクやタクシー、路線ソンテウも利用できます。

まずは、このバスターミナルから行くことのできる都市についてです。

・バンコク及びパタヤなど、その周辺

・イサーン地方（東北地方）のウドンターニー、コーンケーン、ナコンラチャシマなど各地

・北地方のチェンマイやチェンラーイ等

・ラオスのパクセー

基本的にはイサーン地方（東北地方）の各地へのバスがメインで、それとバンコクや北部地方の一部への路線があります。

あと、ラオスのパクセーへの国際バスがあるのが特徴です。

バンコク行きのカウンターです。バンコク行きは数社のバス会社が運行しているので、このブース以外でも購入できます。値段やバスのグレード、時刻が違いますので、比較してみる方がよいでしょう。

ナコンラチャシマ行き、パタヤ行きなどのカウンターです。

外国人旅行者が利用するであろうパタヤはアルファベット表記もあります。ウボン在住のタイ人がパタヤに行くとはあまり思えないので、ほとんど外国人観光客向けでしょうか。

ウボンラチャタニからラオスのパクセー行きは、9:30と15:00の二本で200バーツです。所要時間は約3時間なので、午前の便に乗る方が良いかもしれません。

イサーン地方のバスターミナルには、あまり食堂的なものは無いことが多いですが、このバスターミナルにはそこそこの規模の食堂があります。フードコートのようになっているので、選択肢もあります。

出発まで時間があれば、ここで食べていきましょう。私は食べませんでしたが、口コミなどでは、比較的、高評価が多いようです。

バスターミナルへのアクセスですが、ウボンラチャタニは大きな街なため、路線バスのようなルートを持ったソンテウ（ピックアップトラック）が走っています。

いくつかの路線はバスターミナルを通るため、市内へのアクセスに利用できます。

ウボンラチャタニ市街や鉄道駅へは

・2　（鉄道駅行き）

・ม　（鉄道駅には行かず、近くのバス停で下車）

が利用できます。

一般的に行き先に記号を使う場合は数字なのですが、ウボンラチャターニーのソンテウには「ม」というタイ文字が使用されている路線があります。しかも、この路線は旅行者にも有効な路線であるため、この文字だけでも覚えておきましょう。

ちなみに「เมือง」の頭文字を取ったようです。「เมือง」は街のような意味で、街の中心を行く路線ということでしょう。

ということで、ウボンラチャターニーの長距離バスターミナルのご紹介でした。

今回は、以上です。

今日のバス：ウボンラチャターニーの旅の起点 - ウボンラチャターニー長距離バスターミナル（สถานีขนส่งผู้โดยสารจังหวัดอุบลราชธานี） - （ウボンラチャターニー・タイ）

場所：Ubon Ratchathani, Thailand

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