今回はタイのイサーン地方、ウボンラチャターニーからバンコクへ向かった際に利用したタイ国鉄の夜行寝台列車乗車記になります。
乗車した列車の情報は下記になります。
・時期 2023年3月
・乗車区間 ウボンラチャターニーからバンコク(クルンテープアピワット)
・列車番号 140
・列車タイプ 快速 寝台上段
・料金 629バーツ
・発車予定時刻 20:30
・到着予定時刻 7:10
タイやラオスを旅行する人も徐々に増えていますので、ご利用の参考になればと思います。
今回ご紹介するのは
タイ国鉄・夜行寝台列車乗車記(列車番号140)
‐ ウボンラチャターニー⇒バンコク・クルンテープアピパット -
(ウボンラチャターニー・バンコク、タイ)
です。
今回の列車はタイのイサーン地方、ウボンラチャターニー駅から出発します。タイ国鉄東北南線の末端の駅で、田舎のターミナル駅といった感じです。
ウボンラチャターニー駅に関する詳細(施設やアクセス等)は、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
駅の構内にはチケットカウンターと売店、トイレぐらいしかなく、早く着きすぎてしまうと、暇をもてあますことになります。
駅の外には食事場所もあるので、そこで時間をつぶすことは可能です。
ウボンラチャターニー駅からは、夕方の17:35、19:00、20:30の列車がバンコク行きの夜行列車になっており、その内、19:00、20:30の列車が寝台車両が連結されています。
なお、19:00の列車は最新式の中国製車両で乗り心地や設備面も良いです。
ただ、今回は満席であったため、20:30発の旧式の方に乗車します。
今回、乗車する寝台車両です。
上段と下段があり、格段に下段の方が快適です。料金差は70バーツなので、下段が開いていれば、下段にすることをお勧めします。
今回は、上段しか空いていなかったので、上段です。。。
上段と下段の違いですが、空間のスペースが倍ぐらい違います。
上段は座席の上にある荷物を置く荷棚で寝ているような感じになります。窓もないので、閉塞感もあります。また、この車両はコンセントはついていますが、通路側にあり、実質下段の人しか使用できません。
この車両にある洗面台とトイレです。
きれいに掃除してあるので、不潔感はありません。
ただ、朝方になればなるほど、使用感が増していくので、できるだけ使う機会は少ないに越したことはありません。
列車はウボンラチャターニー駅を定刻に出発し、その後、30分程度の遅れで運行されていました。
出発が20:30ということもあり、出発してすぐに乗客は寝るという雰囲気です。
ただ、この列車は快速列車であるため、停車駅はかなり多めです。30分に1回ぐらいは停車するため、その都度、起きてしまいます。
やはり、料金は高くなりますが、一本前に出るSpecialExpressの方が快適性は格段に違います。
バンコク都内に近づくと複線高架になり、都会の近郊鉄道のようになります。
バンコク都内が近づいてくると、寝台から座席に戻されていき、徐々に下車する人も増えてきます。
定刻は7:10でしたが、8時にクルンテープアピパット駅に到着しました。
これくらいの遅れまでは許容範囲でしょう。
クルンテープアピパット駅からは、路線バス、地下鉄(MRT)、タイ国鉄普通列車などで、都心各地へ移動できます。
曜日にもよりますが、この時間帯は朝の渋滞があるので、地下鉄で移動できるなら、その方が良いでしょう。
ということで、「タイ国鉄・夜行寝台列車乗車記(列車番号140) ‐ ウボンラチャターニー⇒バンコク・クルンテープアピパット」でした。
今回は予約のタイミングが遅かったため、快速列車の寝台上段しか予約できませんでした。SpecialExpressの寝台下段を予約したい場合は、早めに予約しておくことをお勧めします。
オンラインでもチケット予約が可能で、詳細は下記からもお読みいただけます。
今回は、以上です。
今日の鉄道:タイ国鉄・夜行寝台列車乗車記(列車番号140) ‐ ウボンラチャターニー⇒バンコク・クルンテープアピパット -(ウボンラチャターニー・バンコク、タイ)
場所: Ubon Ratchathani, Thailand・Bangkok, Thailand