しばらくの間、2023年5月に訪れたマレーシアの旅行記になります。
ラオス在住時より開始した当ブログですが、ラオスを離れたことで、対象が東南アジア各地に広がってしまいました。
今回の旅行は、マレー半島西岸部を中心に周る予定です。
2023マレーシア旅行記③
- マレーシア入国、リンギを持っておらずピンチ -
(パダンベサール・マレーシア)
です。
今回のマレーシア旅行は、タイの首都バンコクからタイ南部の街、ハジャイへ向かい、そこから陸路でマレーシアに入国する予定です。
3回目の今回は、バンコクからタイ国鉄を乗り継いで国境の「パダンバサー(パダンベサール)」に到着後、ようやくマレーシアに入国します。最初の目的地はペナン島です。
ただ、まだマレーシアの通貨「リンギッ」を持っておらず、ちょっとだけ心配です。
バンコクから約20時間、マレーシアにある「パダンバサー(パダンベサール)」駅に到着しました。
コンテナを積んだ列車が停まっており国境駅という感じもします。
タイの出国審査、マレーシアの入国審査もスムーズに通過でき、いよいよ本格的にマレーシア旅行の開始です。
マレーシアの入国審査を済ませ、近くの階段を上がると、マレー鉄道の方の駅舎に出ます。
思ったよりは小さな駅で、田舎の途中駅のような感じです。
ここはすでにマレーシアですが、この駅の中はタイの携帯電話の電波が届いています。
でも、駅を出発すれば電波は届かなくなると思われるため、マレーシアのSIMカードが必要です。駅構内にSIMカードを販売しているブースがありました。これからタイへ向かう人向けも含め、タイのSIMとマレーシアのSIM、両方が販売されています。
右の写真の中央に移っているブースで販売されています。ただ、30日間有効、速度は15Mbpsで通信量は無制限のものが60リンギ(約1800円、500バーツ)ぐらいでした。事前に調べていたものより高いので、一旦、タイのSIMでローミングすることにします。
タイのdtacだと、マレーシアでのローミングは1週間、MaxSpeed2GBまでが、99バーツです。とりあえず、これにして、ペナンで条件のよさそうなものを探すことにします。
なお、dtacのローミングプランについての詳細は下記からもお読みいただけます。
次にペナンへの列車のチケットを購入します。料金は11.4リンギッです。
ペナン島へ行くには、まず、バタワース駅まで行く必要があります。
未だにマレーシアのお金「リンギッ」を持っていませんが、ここの列車のチケットはタイバーツでも購入可能です。ただし、レートは1バーツが0.1リンギッでしたので、まあまあのぼったくりレートです(仕方ありません)。
※この駅にある食堂などで両替が可能です。この後のことを考えると、タイであらかじめ準備しておくか、この駅で少額だけでも両替しておくことをおススメします。
乗車予定の電車は12時35発です。まだ時間があるので駅の外を散策してみます。
が、駅の周りは駐車場がある程度で、特に気を引くようなものはありません。日差しもきついので早々に引き上げます。
することもないのでプラットフォームに降ります。
ここも特に何もないですが、座るスペースぐらいはあります。
発車予定時刻の5分ぐらい前に、折り返しの列車が到着しました。
人生2度目のマレー鉄道です。
と言っても前回はもう20年以上前なので、実質初めてのような感じです。
車両はピカピカで、案内用のモニターなどもついています。タイ国鉄の車両とはかなり違いますね。ただ、窓のガラス全体に亀裂が入っていたりしているので、メンテはそれほどでもないようです。
定刻からちょっと遅れて出発しました。
出発してしばらくすると、タイのSIM、dtacがローミングし始めました。
使い方にもよりますが、2GBあるので、私的には余裕です。スピードも問題ないので、このプランは結構、使えそうです。
出発から約1時間、バタワースの近くまで来ました。
高層ビルが見え、都会の雰囲気です。
バタワース駅に到着しました。
バタワース駅はマレー鉄道の線路(本線)からはちょっと分岐したような場所にあり、この駅の線路もここで終点になっています。ペナン島のために引いた線路なのでしょうか。
この駅の近くからフェリーに乗ってペナン島へ向かいます。
マレー鉄道の改札は自動改札になっています。
チケットに印刷されているQRコードをかざすと通過できる仕組みです。
なお、チケットは右の写真のようなチケットカウンターで買うことができるほか、ウェブサイトからも購入可能です。ウェブサイトから買った場合はe-mailでチケットが送られてきて、メール内のQRコードを自動改札機にかざせば入場できるようになっています。
バタワース駅からフェリー乗り場まではちょっと距離があります。
案内板に従って歩いていけば着きます。と言いたいところですが、東南アジアではよくあるパターンで、途中で案内板がなくなります(見落としているだけかもしれませんが)。
駅からフェリー乗り場に行く人は多いので、人の流れに沿って行けば、多分、到着できます。
フェリー乗り場への道中の途中にはコンビニやファストフード店もあります。
ただ、私はまだマレーシアのお金を持っていないので、両替しなければなりません。
ビルの案内の人に、
「この付近に両替所はありますか?」
と聞くと、
「ペナン島へ行けばある」
とのこと。
水を買いたかったですが、仕方ないので、ペナン島を目指します。
ペナン島へ行くフェリー乗り場に着きました。
チケット売り場は少し列ができています。
フェリーのチケットはタイバーツでも購入できるという情報があったので、スタッフの人に
「バーツで払ってもよいか?」
と聞くと
「いやいや、リンギッだけだよ、両替してこい。」
と冷たく言われました。両替は、さっきペナン島へ行かないとできないと言われたところなので、早速、詰んでしまいました。
さて、どうしたものかと思っていると、隣の人がタイ語を話していたため、
「フェリー代分、バーツからリンギッに両替できますか?」
と聞くとOKしてくれました。
フェリー代は1.2リンギッだったので、2リンギッを20バーツで交換してもらいました。その人は
「レートだと2リンギッは16バーツぐらいだけでいいの?」
と聞き返してくれましたが、途方に暮れているときの救世主なので、全く問題ありません。
無事、ペナン島行きのチケットを入手できました。
一応、何とかなったものの、両替は早めにしておくにこしたことはないですね。
マレーシアの最初からちょっとしたトラブルでしたが、無事にマレーシア旅行がスタートです。
次回は、ペナン島へのフェリーに乗船します。
今回は、以上です。
今日の旅 :2023マレーシア旅行記③ - マレーシア入国、リンギを持っておらずピンチ -
場所: Butterworth, Pulau Pinang, Malaysia
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