今回はバンコクを走る路線バスについてです。
バンコクのバスというと、バックパッカー等、節約派の旅行者から在住者までときどき、話題にあがります。私もよく利用している方だと思います。
ただ、このバンコクの路線バスはかなり複雑で、
・ルートが分かりにくく、どれに乗ればよいか
・料金体系が数パターンあり、どれが正しい料金なのか
といったところが課題になります。
バンコクのバスについては、解説書がでるほどなので、詳しい説明はそちらに譲るとしますが、今回は、新たに登場した料金体系について書いてみたいと思います。
今回ご紹介するのは
バンコクの路線バスについて
- 赤バスで10バーツのバスが登場 -
（バンコク・タイ）
です。
まず、前提として、バンコク都内にはいろとりどりのバスが走っていて、色だけではなく料金体系もそれぞれです。
エアコンのあるバス、無いバスでもちろん料金は違います。
今回はエアコンの無いバスの話になります。
1年ぐらい前の、ツイッター（現X）で、
「エアコンのついていないバスは8バーツと聞いていたけど、10バーツ取られた」
という話がありました。
バンコクを走るエアコンの無いバスは、
・赤いバス：バンコクのバス公社直営（写真左）
・赤の他、様々な色のバス：バンコクバス公社が民間バス会社に委託（写真右）
という違いがあります。
料金は
・バンコクバス公社直営：8バーツ ※一部、高速道路を走る場合は追加料金あり
・民間委託バス：10バーツ
です。
上記の定義で、私の中ではスッキリしていたのですが、最近、赤いバンコクバス公社直営で高速道路も走らないのに、10バーツのバスが登場しました。
バスの番号は「3‐21」で、以前は207番のバスでした。現在も207番の表示はあります。
このバスは、ラームカムヘン大学１と２（バンナーキャンパス）をつないでいます。
見た感じや内装はバンコクバス公社直営の赤バスと同じです。でも、料金は8バーツではなく、10バーツです。乗っているタイ人も8バーツだと思って料金を払おうとして、車掌さんから「10バーツ」と言われているケースもあります。
元々、この路線は民間委託バス：10バーツの路線でした。
多分、それが移管されたのでしょう。料金を集めに来る車掌さんもバス公社の制服のようなものを着ています。本来であればバス公社の料金にするところを、せっかく10バーツの路線だったので、そのまま10バーツの運賃を維持した、というところでしょうか。知らんけど。
ということで、私の中ではスッキリしていたバンコクのバスの料金体系がちょっと複雑化してしまいました。
※料金は2023年12月時点です。
今回は、以上です。
今日の生活：バンコクの路線バスについて - 赤バスで10バーツのバスが登場 - （バンコク・タイ）
場所： Bangkok, Thailand
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