バンコクは世界でも有数の渋滞都市と呼ばれています。以前に比べるとマシにはなってきているのかもしれませんが、渋滞で飛行機に乗り遅れないように、早めの行動を心がけましょうという、帰国前の文言はよく見かけます。
最近では、渋滞の影響を受けない電車の建設も進んでおり、以前にご紹介した「イエローライン」もそのひとつです。
今回は、バンコク都内を流れる運河「センセーブ運河」を利用した交通機関についてです。
今回、ご紹介するのは
渋滞知らずのバンコクの市内交通
- センセーブ運河ボート -
(バンコク・タイ)
です。
まず、センセーブ運河が流れるルートです。
実際はさらに東西に広く、西はチャオプラヤー川、東はどこまで続くのか分かりませんが、まだ先があります。上記の青いラインは、今回、乗船した「プラトゥーナーム」から「ザ・モール・バーンガピ」までのルートになっています。
スタート地点は「プラトゥーナーム」の乗り場です。
ここがこのルートの起点のようになっており、ボートが到着すると、しばらくの間、停まっています。
なお、この近くには、ビッグシーラーチャダムリ、セントラルワールドなどの商業施設もありますので、そのアクセスにも利用できます。
また、レートの良い両替所として有名な「Super Rich」の本店も近くにあります。
「Super Rich」に関する詳しい内容は、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
港?に入りましょう。
雰囲気は電車の駅のよう感じです。
洪水になったときの駅はこんな感じですね。
ボートが来たら乗り込みましょう。
始発駅なので、だれも乗船していませんが、出発までの間で、かなりの乗船率になりました。
チケットはこのような感じ販売されています。
バスと同じような感じ車掌?さんに行き先を伝えお金を支払います。
「プラトゥーナーム」から「バーンガピ」までで22バーツでした。
料金表は乗り場付近に掲示されています。ただ、この時は、金額のところが空白でした。値上げが頻繁に行われているのかもしれません。
なお、エアコンがついていないことを考えると、22バーツというのは何となく、割高感を感じなくもないです。
船内で10分ぐらい待った後、出発しました。
結構なスピードで進んでいきます。
ときどき、反対方向の船とすれ違いますが、その時は波が立ってかなり揺れます。水しぶきもすごいので、ビニールの幌を下ろしておかなければなりません。その結果、船内はかなり暑くなります。
出発から約40分で「ザ・モール・バーンガピ」の港に到着しました。
基本的に各駅停車なので、ブザー等を鳴らさなくても停まってくれるようです。
実際に乗ってみた感覚ですが、想定通りの時間で目的地まで到着できることが、大きなメリットです。
一方で、エアコンなしで「プラトゥーナーム」から「バーンガピ」まで22バーツというのは、エアコンバスとほぼ同じ料金なので、そこはマイナス点かもしれません。
もし、バスとボートの両方が選択肢にあるのであれば、渋滞の可能性が高い朝夕の時間帯はボート、そうでなければバスというのが良いかもしれません。
今回は、以上です。
今日の生活: 渋滞知らずのバンコクの市内交通 - センセーブ運河ボート - (バンコク・タイ)
場所: Bangkok, Thailand
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