2月も中旬に入り、春節が近づいてきました。
日本では、神戸や横浜などの中華街で大規模なイベントがあるものの、一般的にはあまり特別なことはないかと思います。が、タイではタイ在住中国人だけでなく、中国系タイ人も多いため、タイの文化や年中行事として浸透しています。
2024年の春節は2月10日(土)からで、17日(土)まで続きます。
今回、ご紹介するのは
【2024】春節間近のバンコクの様子
(バンコク・タイ)
です。
バンコクに「ヤワラー」と呼ばれる中華街があります。そのエリアではかなり盛大に浚渫行事が行われますが、それ以外の地域でも、この時期は街が赤く染まります。
デパート内にも春節用グッズを販売するお店が出て、結構、賑わっています。
デパート内のイベント広場的な場所は、この時期はどこでも春節をテーマにしたものになっています。
タイは前述のとおり、中国系タイ人が多く、祖先の文化を保持して生活しています。また、タイ語の中にも「国」を表す表現に「プラテー」と「ムアン」という単語がありますが、前者の「プラテー」はどの国にも使えますが、後者の「ムアン」はタイと中国の場合のみ使用できる単語になっています。
アメリカや日本は「プラテー・アメリカー」「プラテー・イープン(日本)」ですが、タイや中国を表すときは「ムアン・タイ」「ムアン・チーン(中国)」というような感じで使われ、タイにとっての中国はやはり特別な存在ということなのでしょう。
普段はタイ料理の露店が多い場所でも、この時期は中国っぽいものが並びます。
お茶や肉まんなど、日本人にとっても身近なものが多いので、むしろ、この方が受け入れられやすいのかもしれません。
場所によっては、かなり凝った装飾のところもあります。
春節期間前も含め、約2週間程度ですが、なかなかお金がかかっていそうです。
タイでは依然、マスク着用率は高めですが、コロナ自体は、もう過去のものになりました。日本では第10波が来ているようですが・・・。
なお、乾季で雨が少ないため大気汚染(PM2.5)が高くなっていることの方が、マスク着用率を上げている要因かもしれません。日によってはかなり数値が高くなっていることもあるので、気になる方は注意しましょう。
旅行等でタイに来る機会があれば、春節のイベントを楽しんでみましょう。
なお、2022年のラオスでの春節の様子を以前に記事にしていました。詳しくは下記からもお読みいただけます。
今回は、以上です。
今日の生活: 【2024】春節間近のバンコクの様子 (バンコク・タイ)
場所: Bangkok, Thailand
c