しばらくの間、2024年2月~3月に訪れたマレーシア&ベトナムの旅行記になります。
ラオス在住時より開始した当ブログですが、ラオスを離れたことで、対象が東南アジア各地に広がってしまいましたが、しばらくの間、マレーシアとベトナムのお話になります。
今回の旅行は、バンコクから南下しマレーシアへ、その後、海を渡ってベトナムへ行ってみようと思います。
2024年マレーシア&ベトナム旅行記③
- 鉄道でマレーシア入国&ペナン島へ -
(ペナン、マレーシア)
です。
今回のマレーシア&ベトナム旅行ですが、
・タイの首都バンコクからタイ国鉄の南線で南下し、マレーシアのペナン島へ
・ペナン島から空路でベトナムのホーチミンへ
・ベトナム国内を陸路で移動し、ラオスを経由してタイに戻る
という予定です。
前回、タイ南部の主要都市であるハジャイ駅から、マレーシア国境の「パダーンバサー(パダンベサール)駅」行きの列車に乗車しました。
今回は、マレーシアに入国します。
このルートでの国境越えは2回目です。一度、経験があるというのは気持ち的にかなり違いますね。
列車はマレーシア側の「パダーンバサー(パダンベサール)駅」に到着しました。ここがこの列車の終点です。タイ側にも同じ名前の駅がありますので、そこで降りないようにしましょう。終点まで乗っていけばよいので、焦らずゆっくり乗車していればOKです。
既にマレーシア領内に入っていることになりますが、タイの出国手続きはまだしていません。初めてだと戸惑いますが、この駅にはタイとマレーシアのイミグレーション、両方があります。この駅で両方の国の出入国審査が可能ということですね。
進むルートもわかりやすくなっていて、人が並んでいる列を見つけて、その後ろに並べばOKです。タイ側からなら、タイ出国、マレーシア入国の順に手続きができるようになっています。
マレーシアに入国すると、「パダーンバサー(パダンベサール)駅」の2階部分に来ます。
ここからは、ペナン島の対岸にあるバタワース、首都のクアラルンプールなどへの電車が出ています。今回はペナン島へ行く予定なので、バタワース行きの電車に乗車します。
駅にはレストランやSIMカードを販売するカウンターなどがあります。
この駅の中では、タイの携帯電話の電波も届きます。が、駅を出発するとその電波は届かなくなるので、マレーシアのSIMが電車の中でも必要な場合は、ここで購入するのも良いでしょう。
私は、マレーシア滞在もそれほど長くないため、タイのSIMのローミングサービスで対応することにします。タイのSIMには、マレーシア向けのローミングサービスとして、1週間、2GBのプランが100バーツほどであります。
詳細は以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
さて、バタワースまでのチケットを購入しましょう。
ここで問題になるのは、この駅に両替所がないため、マレーシアのお金がないことでしょうか。一応、バーツでの支払いも可能なので、チケットは買うことができます。レートは非常に悪く1リンギッが10バーツです。
窓口でチケットを買ったらホームに向かいましょう。
チケットのQRコードをかざせば、ゲートが開きます。
ホームに降りたら、電車が来るまで待ちましょう。
この駅が終点ですので、到着列車が折り返す運用になっています。
バタワース行きの車両はエアコンもよく効いていて快適です。清潔感もあります。
ただ、窓にはひび割れがあり、外の景色はよく見えません。たまにきれいなガラスもあるので、穴が開いたら交換しているのでしょうか。
バタワースまでは約2時間です。
途中、そこそこの数の駅に停車します(10駅ぐらい?)。出発して数駅はそれほど混んでいませんが、しばらくすると、結構、たくさんの乗客がいて、座席はほぼ埋まります。
バタワース駅に到着しました。
ここからフェリー乗り場に移動します。
フェリー乗り場までは少し距離があり、ゆっくり歩いて約10分ほどです。
フェリー乗り場に着いたら、チケット購入です。
昨年、ここでチケットを買おうとしたところ、タイバーツでの支払いを拒否されました。マレーシアリンギッは持っておらず、両替もペナン島まで行かないと無いと言われ詰んでしまったことがあります(この時は、たまたまタイ人がいたので、バーツからリンギッに両替してもらいました)。
で、今回、このフェリーは昨年とかなり事情が変わっていました。
・行先が「Jetty」というバス乗り場付近の港に変更
・料金が1.2リンギッから2リンギッに変更(かつ、以前はペナン島からバタワースへは無料でしたが、今回はどちらからも2リンギッ必要)
・現金の使用不可(クレジットカードやその他のキャッシュレスでの支払い)
ということで、クレジットカード等がなければ自力では乗れないようです。
無事、チケットを買い、フェリーに乗船します。
かなり混んでいます。海を窓側の席で見たい場合は、早めに乗船するか、次の便を待つようにしましょう。
フェリーの乗船時間自体は10分ぐらいです。
ペナン島在住の人から旅行者まで、たくさんの人が乗っています。
フェリーの到着場所がバスターミナル近くの「Jetty」になったので、バスに乗るのは便利になりました。
ここからは通常の路線バスや無料バスが出ています。
ということで、2024年マレーシア&ベトナム旅行の第3回目、「鉄道でマレーシア入国&ペナン島へ」でした。ペナン島には約1週間ほど滞在予定です。
次回は、ペナン島滞在初日の様子です。
今回は、以上です。
今日の旅 : 2024年マレーシア&ベトナム旅行記③ - 鉄道でマレーシア入国&ペナン島へ - (ペナン、マレーシア)
場所: Butterworth, Penang Island, Malaysia
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