年中暑いラオスですが、鍋料理้はとても人気があります。
少し前に「(ひとり)ラオス風しゃぶしゃぶ」をご紹介しましたが、今回は「(ひとり)ラオス風焼肉」です。ラオスでは、お昼のランチでも、一人で食事をしている人は稀です。夕食で、しかも焼肉で一人という人を私は見たことがありませんが、今回は、「一人焼肉」にチャレンジしてみました。
焼肉と言いながら、実は鍋料理も楽しめる、お得な焼肉です。肉を焼くところは日本と同じですが、タレの違いなどもあり、新鮮な感覚も味わえます。
今回ご紹介するのは、
ラオスの焼肉
- シンダートファーサイ(Sindaat FaXay - ຊີ້ນດາດຟ້າໃສ) -
(ビエンチャン・ラオス)
です。
場所は下記になります。
ビエンチャン市内の中心部からは少し北にいったところになります。メコン河からだと徒歩15分程度でしょうか。今は営業しているのかどうかわからない状態になってますが、「ロシアンサーカス」というサーカスと同じ敷地内にあります。
お店ですが、半露店のような感じになっています。屋根もあるので雨の日でも大丈夫ですが、この日は雨上がりだったので、地面はびしょびしょになっています。駐車場も広いので、車で来ても問題ありません。
お店に入ると、焼肉か鍋かを聞かれます。ラオス語で聞かれますが、分からなければジェスチャーや絵で意図を伝えてくれると思います。焼肉なら「シンダート」「ムーガタッ」あたりで通じるはずです。ラオス語では「シンダート」、タイ語だと「ムーガタッ」となります。
メニューです。
外国人が全くいないというわけでは無いはずですが、ラオス語オンリーでした。でも写真があるので、なんとなくでも注文できそうです。ラオスでは牛肉よりも豚肉が美味しいと言われますので、ここは豚肉にしましょう。
ノーマルサイズとビッグサイズがあるようですが、私は1人なので、ノーマルサイズにします。お肉1種類と野菜セットを注文しました。
なお、右側の文字中心のメニューはアラカルトメニューです。
注文を終えると、まず上の写真のものが運ばれてきました。
タレとニンニク、唐辛子に、ナスとピーマンを素揚げしたものが出てきました。
このナスとピーマンの素揚げはかなり美味しく、おかわりが欲しいぐらいでした。ちなみにお通しのような制度はないようで、これは無料でした。
続いて、お肉(豚)と野菜セットも運ばれてきました。
お肉は適度に脂があっておいしそうですね。というか、結構な量です。1人の場合、種類が食べられないのがつらいですね。野菜もボリューム満点です。
早速、焼いていきましょう。
ここからが、日本の焼肉と違うところですが、ラオスの焼肉は、周囲にスープを入れる場所があり、野菜類はここで煮る方が一般的です。もちろん、肉と一緒に焼いても良いと思いますが、周りの人は、「肉は焼く」「野菜は茹でる」というルールにしたがっているようなので、僕もそうします。
肉は上の方で焼いていますが、構造上、焼いた肉の脂などは、鍋の方に落ちていきます。これにより、スープに旨味が入り、鍋の方もさらにおいしくなります。
しっかり焼けたら、タレをつけて食べます。このタレも結構、特徴のある味で、焼肉の味を引き立たせています。
最初は食べきれるかなと思っていましたが、焼肉のこってり感と鍋のあっさり感がちょうどよく合わさり、結構、食べれてしまいました。
会計を済ませると、お口直しのこのようなものをいただけました。ラオスでこんなサービスがあるんだと、ちょっと感激しました。
ちなみにお会計は
・豚肉:50,000Kip
・野菜セット:10,000Kip
・水:5,000Kip
の合計65,000Kipでした。日本円で700円ほどで焼肉が食べられるのですから、これは結構お得なきがします。
最後にお店の入口です。
日本では一人鍋、一人焼肉も一般的になり、一人焼肉では、お肉も少量ずつ、何種類か選べるようになっていますが、ラオスではそういう習慣がないのか、容赦なく、それなりのボリュームでお肉が出てきます。やはり、複数人でいろいろな種類を楽しむのが良いのかもしれません。
ただ、今回、初めての一人焼肉でしたが、慣れてしまえば、案外悪くないと感じましたので、他のお店にもチャレンジしてみようと思います。
今回は、以上です。
今日のお店: シンダートファーサイ(Sindaat FaXay - ຊີ້ນດາດຟ້າໃສ)(ビエンチャン・ラオス)
場所:Chao Anu Road, Vientiane Capital