ラオスは内陸国ですが、シーフード料理も意外とあります。そして、ラオスの人々もシーフードは好きなようです。
今回は、主に屋台などでよく見かける、日本風に言うと「カキのお好み焼き（カキオコ）」のようなもののご紹介です。
カキオコ？？という人も多いかもしれませんが、カキオコは岡山県備前市日生発祥のB級グルメで、牡蠣が入ったお好み焼きです。
今回ご紹介するのは
ラオスのカキオコ
- ホイトートガタローン（ຫອຍທອດກະທະຮ້ອນນາຍອ໋ອດ） -
（ビエンチャン・ラオス）
です。
場所は、下記になります。
ビエンチャン市街から、北に1㎞弱、行ったところにある屋台街の中にあります。この周辺は、屋台をはじめ飲食店が豊富で、夜の9時頃までは明かりも煌々とついており、かなり賑わいを見せています。人通りや、路上駐車の車も多いので、この屋台街もすぐに見つけられるでしょう。
まずは、屋台街の様子です。
ラオスは街灯の数もあまり多くなく、夜道は結構、暗くなりますが、この屋台周辺は照明も多く、目立ちます。
屋台自体は、敷地を取り囲むように壁際にコの字型に並んでいます。
お店の数は10軒ぐらいでしょうか。中央は、バイクを停める駐車場のようになっており、各お店の前にはテーブルが並べられています。テーブルは、屋台街共通のもののようで、どこに座っても良いようです。
今回のお目当てはタイトルの通り、ラオスのカキオコ「ホイトート」です。
「ホイトート」はラオス語で、「ホイ」は牡蠣（厳密には「貝」ですが、貝を代表して牡蠣になるようです）、「トート」は揚げる、です。なので、お好み焼きとはちょっと違うネーミングですが、お好み焼きっぽいので、ラオスのお好み焼きと呼ばせてもらいます。
今回は、こちらの料理を注文します。
これだけ見ると、お好み焼きっぽく見えますね。
価格は20,000Kip、ちょっと前まで18,000Kipでしたので、ラオスの物価も上昇中です。
テーブルに座って待ちます。
ベトナムやミャンマーなどでもよく見かける、妙に背の低いテーブルです。
このお店は、結構人気店のようで、常に数人が順番待ちをしていました。お客さんとスタッフが雑談していましたが、支店も何カ所かあるようで、ひとつはビエンチャン市街中心部「センターポイント」にもあるようです。
順番待ちのお客さんもいたため、約15分ぐらい待って、運ばれてきました。
日本の鉄板焼き屋さんやお好み焼き屋さんで使われるような、鉄皿と木のお盆で出てきました。これだけ見ると、約200円の料理とは思えませんね。
早速いただきましょう。
出来立てですので、熱々です。
牡蠣は10個ぐらいは入っている感じです。火が通って縮でいることもあり、味も濃縮されたような気がします。生地の部分はお餅のような感じになっています。卵と片栗粉、だし汁をまぜていたので、お好み焼きとは少し異なりますが、これはこれで良いお味です。
また、上にはネギ、下にはモヤシがあり、野菜のシャキシャキ感もあります。
中はこんな感じです。
味自体は薄味ですので、ソースをかけていただきましょう。チリソースのようなものが合いますね。
ということで、ラオスのカキオコ「ホイトートガタローン」のご紹介でした。
今回のお店は屋台街の中にあるので、他のお店からも料理を注文する、ということもできます。複数人で来た時も、好みが分かれても問題ありません。イカ焼きや焼き鳥などもありますので、ぜひ、一度、訪れてみてください。
なお、今回ご紹介の屋台街は、以前に記事にしています。
その際の記事は下記からもお読みいただけます。
今回は、以上です。
今日のお店：ホイトートガタローン（ຫອຍທອດກະທະຮ້ອນນາຍອ໋ອດ） （ビエンチャン・ラオス）
場所：ChaoAnu Road, Vientiane Capital
