東南アジアの食事場所と言うと、屋台を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。シンガポール、マレーシアやタイといった国々では、地元の人も日々の食事場所として、屋台が利用されていました。外国人観光客もそこへ行き、地元料理を安価に味わうことができました。
現在のラオスでは屋台が路上や空き地に出ていることは珍しくはありませんが、20年ほど前の「地球の歩き方」などを見ると、
「ラオスには屋台がほとんどなく、ラオスの人々は食事は家庭で取ることが一般的」
との記載もあり、私も、バスターミナルなど、人出の多い場所を除き、その当時、屋台で食事をした記憶はありません。
現在は、 多くの場所に屋台が出ており、いくつかの屋台が集合した「屋台村」も形成するようになっています。
そんなビエンチャンにある屋台街(屋台村)をご紹介します。
今回、ご紹介するのは、
ビエンチャンの屋台街④
- タート・ルアン前屋台街 -
(ビエンチャン・ラオス)
です。
場所は下記になります。
ビエンチャン随一の観光地「タート・ルアン」の近くにあります。
屋台が立ち並ぶエリアと、アーケード街のようになった場所に常設の屋台が並ぶ「タート・ルアン・ナイトマーケット」で構成されています。
「タート・ルアン・ナイトマーケット(常設の屋台)」の方は、以前にも記事にしています。詳しくは、下記からもお読みいただけます。
「タート・ルアン」のある広場の前にあり、年に1度の「タート・ルアン祭り」の日はもちろん、それ以外の日でも、夕方から地元の人々で賑わっています。
屋台のほかに、普通のお店もあるので、屋台の雰囲気を感じつつ、食事はレストラン、ということもできます。


屋台には、定番の焼き鳥やパパイアサラダ等を提供するお店、お寿司やたこ焼きなど、日本風の料理を提供するお店もあります。あくまで日本「風」ですが、ラオスの屋台の定番のひとつになっています。


ここの屋台街は、飲食のためのテーブル類を出しているところはほとんど無く、基本的に持ち帰り、あるいは食べ歩き用になっています。その場で食べれなくもないですが、座席もあまり多くないので、その辺は注意が必要です。
また、持ち帰りが基本になっているので、フードパンダで注文できるお店も増えています。
少し前に「フードパンダ」で注文した「イサーンレストラン」というお店は、この屋台街の中にありました。美味しいお店だったので、実際のお店も見られてよかったです。詳しくは下記からもお読みいただけます。


屋台街の奥には常設のナイトマーケットもあります。
こちらも基本的に持ち帰りが中心です。屋根があるので、雨の日や、乾季の夜で寒くなってきても、ここなら快適そうです。
今回は、タート・ルアン付近の屋台街のご紹介でした。
タート・ルアンという人が集まる場所にあるので、活気はありますね。お店の数も多いので、いろいろ見て回れて楽しめる屋台街だと思います。
今回は、以上です。
今日のお店:タート・ルアン前屋台街 - (ビエンチャン・ラオス)
場所:NongBone Road, Vientiane Capital