前回に引き続き、タイトルにもある「ラオス中国鉄道乗車旅行記「バンビエン」」になります。今回で最終回です。
鉄道開業からすでに半年経過しましたが、なかなか乗る機会が無く、今回、鉄道に乗ることを目的として、バンビエンに行くことにしました。鉄道に乗ることが目的ですので、目的地としては、バンビエンの他、ルアンパバーン、ウドムサイ、ボーテンなどもありましたが、距離や時間も手頃なバンビエンにしました。
ラオス中国鉄道乗車旅行記「バンビエン」⑦
（3日目・ビエンチャン県バンビエン→首都ビエンチャン）
何回かに別れての旅行記になりますが、今回の⑦はバンビエン市街から首都ビエンチャンに戻ります。
前回、６回目の記事は下記からお読みいただけます。
バンビエン旅行記は、これまでも何回か書いています。以前の旅行記は右側の「旅行記」のカテゴリーからもお読みいただけます。スマホの方は「旅行記」のところにリンクをつけていますので、そちらから飛んでいただくのが楽かもしれません。
今回の旅の目的地「ビエンチャン県バンビエン」ですが、場所は下記になります。
観光地で有名な「バンビエン」ですので、検索等で容易に探せるかとは思います。首都ビエンチャンの北側約100km辺りになります。
今回の旅行は二泊三日なので、やはり、あっという間です。ただ、帰りの便が午後なので、最終日も少しゆっくりできました。
バンビエン３日目（最終日）、ビエンチャンに戻ります。
バンビエン市街から鉄道駅までは、バスのようなようなものはないので、トゥクトゥク等に乗るしかありません。それか、歩くかです。歩いても1時間ほどのようですので、歩くのもありかもしれません。
今回は、結構暑い時期というのもあり、トゥクトゥク一択です。
今朝の朝食調達時に、トゥクトゥクドライバーと午後一時に駅まで、と話していたのですが、やはり来ませんでした。ということで、別のドライバーと交渉です。最初の言い値は50,000Kipとのことです。しばらく話をしていましたが、1人だとこれ以下にはならなさそうです。何人か集まれば、1人20,000Kipだそうです。
というところに、タイ人の三人グループが来てくれました。鉄道駅に行くということなので、それだと、1人あたり20,000Kipということで落ち着きました。
トゥクトゥクは約10分ほどで鉄道駅に到着しました。到着してみると、朝、交渉していたドライバーも駅にいました。私の顔を見ると、あっ、という感じでしたが、結果的に安く来れたので、まあ、良しとしましょう。
チケットはすでに購入済みなので、待合室に入ります。乗車する人はそれほど多くない感じです。ただ、チケットの残数はほぼなかったので、バンビエンより前から多くのお客さんが乗車しているのでしょう。
定刻少し前にホームに入ります。おおよそダイヤ通りで運行されているようです。
トゥクトゥクで同乗してきたタイ人グループも同じ号車でした。
乗車時間は約1時間です。高速道路でも約1時間なので、同じぐらいですね。
単線ですがところどころ、行き違いができる部分があります。
ビエンチャンに到着しました。
ほぼ満席でしたので、下車時はかなり混雑します。しかも、地下を通って出口に行きますが、ルートが一本しかないので、この混雑ぶりになります。もう一本、地下通路があるようですが、今は、閉鎖されています。
ビエンチャン駅到着後は、バスで市内にある自宅に帰ります。
駅からは、2022年6月現在、3ルート運行されています。
タラートサオ行き、タラートサンチアン（三江市場）、フレンドシップブリッジ（友好橋）がありますが、今回はタラートサンチアン（三江市場）行きで帰ります。
ということで、無事帰宅できました。メインの目的がラオス中国鉄道に乗ることだったので、バンビエンではそれといった観光はしませんでした。でも、バンビエンはのんびりしていられれば、それで良い気がしています。
ラオス中国鉄道は、とても快適でした。
開業当初は、駅までの交通機関がない、チケットも駅まで行かなければ買えないなど、利用しづらさがありました。現在は、路線バスの運行や、市内のビエンチャンセンターでチケット購入できることで、少し改善された気がします。
※2022年6月時点で、ビエンチャンセンターでのチケット購入は、BCEL One（ラオスの銀行口座が必要）での支払のみです。
以上でラオス中国鉄道乗車旅行記「バンビエン」を終了します。
今回は、以上です。
今日の旅行記：ラオス中国鉄道乗車旅行記「バンビエン」⑦（3日目・ビエンチャン県バンビエン→首都ビエンチャン）
場所：Vientiane Province
