しばらくの間、2023年3月に訪れたラオスの旅行記になります。
今回は、その14回目です。
ラオス在住時より開始した当ブログですが、ラオスを離れたことで、ラオスネタが極端に減少してしまいました。
今回の旅行は、ビエンチャンとその周辺を周る予定です。
2023ラオス旅行記⑭
- タケークへの超ノロノロのバス -
(タケーク、ラオス)
です。
第14回の今回は、ラオス南部の街「タケーク」行きのバスの様子です。想像以上に時間がかかり、到着は夜中になってしまいました。
ビエンチャンの南バスターミナルからタケークへ向けて出発しました。
タケークへは数年前にも旅行しており、そのときは約7時間のバスの旅でした。今回もそれくらいかなという予定でいます。
首都ビエンチャンのエリアは東西に長く、出発から2時間経っても、まだ、首都を出ることができません。その原因はやたらとノロノロと走るためです。
ただ、それも首都を出て、となりのボーリーカムサイ県に入るとスピードアップしてきました。道路も整備され揺れも少なくかなり快適です。
と思ったのも束の間、土煙を巻き上げて走るダートロードになりました。工事中のような感じですが、スピードは一気に20km程度、ところどころにある穴を避けて走るので、かなり乗り心地も悪いです。
約5時間で、パークサンに到着です。時間は夕方の16時です。
ただ、このパークサンはビエンチャンの南バスターミナルから150kmの距離です。タケークまでは約300kmあるので、まだ半分しか来ていないことになります。当初の7時間はとても無理そうです。
その後も悪路をゆっくりと走り、陽も暮れました。
果たしていつタケークに着けるのか、という感じです。数年前に七時間で行けたので、最低限、同じ時間で着くというのは、ラオスでは甘い考えですね。
どっぷりと陽も暮れた車窓に、オレンジの光が見えました。
一見、火事のようにも見えますが、これがPM2.5の原因にもなっている野焼きです。道沿いの畑、あちこちでやっています。ある意味、山火事みたいな感じなので、これは大気汚染になってしまいます。
時間は夜の9時を過ぎました。
出発から10時間を経過しています。
あと少しでタケークというところまで来ましたが、ここで夕食休憩のようです。タケークのバスターミナルに入るのだから、そこで好きなだけ休憩してくれと思うのは、タケークで降車する人間だからでしょうか。なお、乗車したバスはパクセーまで行くので、終点まで行く乗客にとってはまだまだ先は長いです。
夜の9時半過ぎ、ようやくタケークのバスターミナルに到着です。
約300kmの距離に10時間以上かかりました。平均時速30kmは市街地を走るようなスピードです。
バスに座っていただけですが、とても疲れました。
バスターミナルからゲストハウスまではトゥクトゥクしか移動手段はありません。ここのトゥクトゥクは結構らボッタクリで有名です。一般的な価格は40,000kipぐらいですが、彼らの言い値は100,000kipで、3人ぐらい相乗りなら、一人あたり50,000kipでした。
かなり遅くなったので、早くゲストハウスに行きたいところですが、その素振りは見せずに、他の乗客が来るのを待ちます。
最終的に50,000kipでOKというドライバーがいたので、その人のトゥクトゥクでゲストハウスへ向かいます。
ということで、悪路をバスで10時間以上揺られ、トゥクトゥクのボッタクリを許容できるところでかわして、タケークのゲストハウスに着くことができました。
300kmはタイなら5時間以内で到着できる距離です。しかも、ビエンチャンとタケークの間は、ほとんどがメコン河沿いの平坦路で、ラオス北部のような山岳道路ではありません。なお、乗車していたバスはパクセー行きでしたが、パクセーの到着予定時刻は朝の7時だそうです。さらに10時間走るようですが、その距離は同じく300kmです。
数日後にはパクセーまで行こうと考えていましたが、悩んでしまいます。
とはいえ、とりあえずタケークに到着できたので、タケーク滞在を楽しみます。
今回は、以上です。
今日の旅 : 2023ラオス旅行記⑭ - タケークへの超ノロノロのバス - (タケーク、ラオス)
場所: Thakeak, Khammuang, Laos
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