バンコク都内を走る市内電車と言えば「BTS」「MRT」を思い浮かぶと思います。
1999年に最初の市内電車「BTS」が開業して、その後、しばらくは既存路線の延長等にとどまっていましたが、近年は新路線の開業がどんどん進んでいます。最近では都心から少し離れた郊外を走る路線の建設も進んでおり、今回の「MRT・イエローライン」もそのひとつです。
何度も運行開始時期がアナウンスされては、延期されていましたが、この6月3日（土）についに運転が開始しました。6月末までは無料で乗車できます。
ただ、この「イエローライン」ですが、バンコク都内中心部は通っていません。そのため、旅行で来ても、乗る機会はそれほど多くないかもしれません。ですが、せっかくなので、沿線で利用できる場所をご紹介します。
今回、ご紹介するのは
バンコクの市内電車・イエローライン活用術②
- ビザ延長のためITスクエア・ラクシー(IT Square・Lak Si)へ -
（バンコク・タイ）
です。
今回のイエローラインを利用しての目的地は、イミグレーションがある「ITスクエア・ラクシー（IT Square・Lak Si）」です。場所は下記になります。
場所は、バンコク中心部から見て北側、主にLCCが離発着しているドンムアン空港付近にあります。
で、今回の「イエローライン」を利用しての目的地としては、沿線からかなり距離があります。あくまで、イエローライン沿線に滞在している人が「ITスクエア・ラクシー（IT Square・Lak Si）」に行く際のルートとしてお考えください。
まず、「MRT・イエローライン」の路線図です。
イエローライン沿線の各駅から「ITスクエア・ラクシー（IT Square・Lak Si）」へ行くには、
・イエローラインの「バーンガピ駅」
・イエローラインの「パワナ駅」
で路線バスに乗り換えることで、その後の乗り換えなしで到着できます
※2023年6月18日時点では、イエローラインの「ラップラオ駅」は開業していません。
※2023年6月19日から、イエローラインの「ラップラオ駅」も利用できるようになりました。
今回は、「バーンガピ駅」で乗り換えてみます。
まずは、イエローラインの「バーンガピ駅」を目指しましょう。
最近のバンコクは雨季に入り、雨も多いこともあり、とても空気が澄んでいます。2ヶ月ほど前までは、遠くのビルはほぼ見えませんでしたが、現在は、ビルの輪郭まではっきり見ることができます。
「バーンガピ」駅に到着したら、2番出口へ向かいましょう。
地上に降りてサムローン方面側へ300mほど歩きます。
ハッピーランド通り１という通りがありますので、そこに入っていきましょう。
商店街のようになっていますので、狭いです。屋根があるので日差しや雨は避けることができます。
通りに入って100mほどでバス停があります。
「95ก」
というバスに乗車します。
このバスは、結構、本数が多く、10分に1本か、それ以上の頻度で運行されています。
ただ、気をつけないといけないのは、区間運転のバスが存在することです。
上の写真のように、赤い看板で「บางเขน（バーンケーン」）となっているバスは、目的地の「ITスクエア・ラクシー（IT Square・Lak Si）」まで行きません。
「ITスクエア・ラクシー（IT Square・Lak Si）」まで行くバスは
「รังสิต（ランシット）」
と青い看板を出しています。
これに乗ってしまえば、あとは、ITスクエア（IT Square）まで乗り換えなしで到着します。運賃は８バーツです。なお、バスの所要時間は約1時間です。
バスを降りたら、連絡通路を通ってITスクエアに行くことができます。
イエローラインが通っているシーナカリン通り沿い、ラップラオ通り沿いに滞在していて、かつ、ビザの延長等のため、イミグレーションのあるITスクエアに行こうとする人にしか意味のない活用術でした。
この続きとして、ITスクエアでのタイのビザ延長の記事を明日、アップします。
今回は、以上です。
今日の生活： バンコクの市内電車・イエローライン活用術② - ビザ延長のためITスクエア・ラクシー（IT Square・Lak Si）へ -
場所： Bangkok, Thailand
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