前回から数回にわたりタイの首都・バンコクの西隣にある県、ナコンパトム県へのワンデイトリップの記事をお送りしてきましたが、今回で最終回になります。
「ナコンパトム県」は、バンコクの西側に隣接する県です。似たような名前の県に「ナコンパノム県」がありますが、これはラオスとの国境沿いのメコン河沿いの町になります。
今回のワンデイトリップの目的としては
・世界一の高さともいわれる仏塔がある「プラ・パトム・チェーディー องค์พระปฐมเจดีย์」を見に行く
です。
4回目(最終回)の今回は、目的地である「プラ・パトム・チェーディー องค์พระปฐมเจดีย์」を参拝し終わり、帰路の列車でバンコクに戻ります。
バンコク・1Day・トリップ(プラ・パトム・チェーディー)
⑥ー4 - 帰り方編 -
(ナコンパトム県・タイ)
「プラ・パトム・チェーディー องค์พระปฐมเจดีย์」の場所は下記になります。
今回の目的地「プラ・パトム・チェーディー องค์พระปฐมเจดีย์」があるナコンパトム県は、バンコクの西側で隣接しています。バンコク都内からは幹線道路を車で走れば1時間ちょっとぐらいの距離です。
ナコンパトムを満喫したので帰りましょう。
帰りもタイ国鉄です。
移動手段としては、ロットゥーと呼ばれる乗り合いワンボックスカーもあります。基本的に列車よりも早いのですが、夕方の時間帯にバンコク都内へ向かうと、ほぼほぼ渋滞につかまります。往路はロットゥー、帰路は鉄道というのが、渋滞回避を考えるとよいのかもしれません。
乗車する列車は「ナコンパトム駅」を18時に出発するコミューター列車です。
下車する駅ですが、切符は終点の「トンブリー駅」まで購入しましたが、一つ手前の駅「ジャラン・サニッウォン駅」で下車する予定です。この駅はMRTの接続駅になっていますので、到着後の移動が便利です。
駅構内には時刻表が掲げられています。
「ジャラン・サニッウォン駅」にはMRTのマーク、「タリンチャン駅」にはレッドラインのマークがついていて、乗り換えできるようになっています。
終点まで乗っていきたいという思いはありますが、利便性だとこの2駅に軍配が上がります。「トンブリー駅」は、そのあとの移動手段がかなり乏しいです。
定刻の20分前ぐらいに列車が入線してきました。
コミューター列車は「ナコンパトム駅」が始発駅なので、列車に乗って待つことができますし、ほぼ確実に座ることができます。
ただ、コミューター列車の料金が40バーツなのに対し、普通列車は10バーツです。設備や所要時間の差はほぼ無いので、メリットは始発駅であるという点ぐらいです。
列車は定刻に出発し、順調に走っています。
行きも帰りも所要時間はほぼ1時間なのですが、なぜか帰りの方が短く感じますね。
レッドラインとの乗換駅「タリンチャン駅」に到着です。
駅の構内に自動改札が見えたり、真新しい高架駅であったりと、タイ国鉄から見える風景も以前とはかなり変わりました。
「ジャラン・サニッウォン駅」に到着しました。
さっきの駅に比べると、かなり設備に差がありますね。
ホームという感じではなく、ただコンクリートの板を置いただけのようにも見えます。
多分、扱いは駅ではなく停車場なのかもしれません。利用する側は駅も停車場も区別する必要はないかと思いますが、そんな雰囲気の駅です。
「ジャラン・サニッウォン駅」からMRTの「バーン・クン・ノン駅」へ行きます。
さっきのタイ国鉄の駅とは大違いの近代的な駅です。
ここまで来れれば、大半の人はもう好きなところへ移動できますね。
私はさらに「イエローライン」に乗り換えます。
MRTの「ラップラオ駅」で下車します。
「ラップラオ駅」でのMRTとイエローラインの乗り換えに関しては、以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
ということで、ナコンパトムからバンコク都心まで戻ってきました。
昼前にバンコクを出発すれば、今回のワンデイトリップの内容に必要な時間は確保できます。もちろん、朝早い時間帯に出発すれば、帰りに渋滞の心配も少なくて済みますし、お寺の参拝時間帯も早くなって、暑さも多少はマシになるでしょう。
公共交通機関だけでも充分、移動できますので、皆さんもぜひ行ってみてください。
今回は、以上です。
バンコク・1Day・トリップ:プラ・パトム・チェーディー⑥ー4 - 帰り方編 - (ナコンパトム県・タイ)
場所: Nakhon Pathom, Thailand
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