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海外在住時の日本の携帯電話 - Povo2.0 - (バンコク・タイ)

 

 

今回は海外在住者が日本の携帯電話をどのようにしているかについてです。

短期的な海外在住でなく、とりあえず当面は海外に居続けるという場合、できるだけ日本での固定支出は抑えたいと考え、日本の携帯電話を解約して来る人もいるかもしれません。ただ、昨今は日本のECサービス等を利用する場合、日本の携帯電話番号が必要なことが多くなっています(SMSで認証など)。そのため、日本ではほぼ使わないものの、日本の携帯電話番号をキープしておきたいというケースもあります。

今回は、現在、私が契約している日本の携帯電話についてです。

 

今回ご紹介するのは 

 

海外在住時の日本の携帯電話

- Povo2.0  -

(バンコク・タイ)

 

です。   

 

なお、昨年に同じようなタイトルで「IIJmio」の記事をアップしていました。今回、MNPで「Povo2.0」に移っています。

IIJmio」については、下記からもお読みいただけます。

vte2019lao.hatenadiary.com

 

Povo2.0」の最大の魅力は、未使用なら0円というところです。

海外在住時は、日本で通信したり電話したりしないので、基本的にサービスのほとんどを使わずに月額利用料だけを支払う形になり、月額基本料は極力安い方が良いということになります。

そんな中で「Povo2.0」も「未使用なら0円」を謳っていたのですが、以前は、海外ローミングができなかいというのが最大のネックでした。海外でSMSの受信ができることも重要になります。

それが、2023年7月から海外ローミングのサービスが開始されました。もちろん「未使用なら0円」も継続されています。

 

ということで、IIJmioに大きな不満はなかったのですが、MNPでPOVO2.0に変更してみました。

 

ちなみに、タイやラオスの携帯電話では、未使用なら0円(0バーツ、0キープ)で番号を保持することができますので、非常に助かります。

 

で、実際に日本で契約し、タイで使用してみました。

私にとっての必要とする要件は下記です。

 

①海外ローミングができる(SMSが受信できる)

②実質、日本国内ではほぼ使わないので、維持費が極力安価である(0円がよい)

③一定期間、使用しなくても、契約が維持される

④日本に戻った際は、通話・インターネットを使いたい(できるだけ安く)

 

順番にみていきましょう。

 

①海外ローミングができる(SMSが受信できる)

まず、ひとつ目のローミングは問題なくできました。デフォルトの設定が海外ローミングを使用する設定になっているので、特段、事前に設定しておく必要はありません。また、海外でデータ通信をしたい場合は、ローミング用のトッピングが必要なので、勝手に通信して課金されることもありません。

 

②実質、日本国内ではほぼ使わないので、維持費が極力安価である(0円がよい)

ふたつ目もほぼクリアでしょう。

ただし、6ヶ月間、有料プランの利用が無い場合は、回線が解約されるようなので、半年に一回は200円ちょっとの出費が必要です。

 

 

一番安いもので「220円」があります。

半年でこの額ならOKでしょう。

 

③一定期間、使用しなくても、契約が維持される

2番目と同様かもしれませんが、半年間の内に一度は使用(トッピングの追加)が必要です。ただ、他のキャリアやMVNOの場合、毎月、安くても300円程度は必要なので、許容範囲ですね。

 

④日本に戻った際は、通話・インターネットを使いたい(できるだけ安く)

日本での利用は当然ながら問題なく利用できます。

トッピングなしでも通話は可能ですし、128kbpsという低速ですが、データ通信も無料でできます。

高速通信の場合は、30日、3GB、990円などがあります。この値段に関しては「IIJMIO」や「日本通信」「H.I.Sモバイル」の方が安いです。ただ、使わない月も払う必要があるため、トータルで見ると高くなってしまいます。

 

ということで、条件はおおむねクリアできました。

ベースが海外にある人にとっては、現状、「Povo2.0」が最良の選択かなと思います。

 

なお、日本で日常的に使いたいという場合は、

・高速通信と低速通信の切り替えができない

・プラン的には割高感がある

など、マイナス面がありそうです。

 

 

あと、海外ローミング用のトッピングプランですが、上の写真のように準備されています。短期間の旅行用に契約しておくのも良いかもしれません。現地のSIMを購入した方が通信許容量も多く、割安なことも多いですが、空港到着時にすぐデータ通信できるなどのメリットもあります。

 

ちなみにタイは限定メニューがあり、少し安めの価格設定があります。ラオスは限定メニューの対象地域ではなさそうなので高めです。それでもローミング対象国にはなっていますので、通信はできるものと思います。

 

《参考》※これまでの私の利用履歴

H.I.Sモバイル:通信料月額約290円(100MB以下の場合)

IIJmio:通信料月額約440円(半年間の割引を適用時の料金、2GBまで利用可)

 

特に「Povo2.0」から何かもらっているわけではありませんので、ご参考までにと言ったところです。

タイやラオスの携帯電話であれば、実質0バーツ(※1)で私の求める条件を満たしてくれるのでありがたいですね。

※1.タイ、ラオスの携帯電話のSIMの期限をトップアップ(プリペイド式にチャージ)で延長する必要があります。タイのキャリア各社の場合は、期限延長を数バーツで行うことも可能です。

 

なお、タイとラオスの携帯電話の使用感を下記リンクで記事にしていますので、よろしければ、併せてお読みください。

・タイ:dtacの使用感

・ラオス:Unitelの使用感

・ラオス:LaoTelecomの使用感

 

 

今回は、以上です。

 

今日の生活:海外在住時の日本の携帯電話 - Povo2.0

場所: Bangkok, Thailand

 

 

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