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バンコクの新しい市内電車・運行開始 - MRT・ピンクライン - (バンコク・タイ)

 

 

バンコク都内を走る市内電車と言えば「BTS」「MRT」を思い浮かぶと思います。

1999年に最初の市内電車「BTS」が開業して、その後、しばらくは既存路線の延長等にとどまっていましたが、近年は新路線の開業がどんどん進んでいます。都心から少し離れた郊外を走る路線の開業も進んでおり、昨年は「MRT・イエローライン」が開業しました。

そして、今回は、「ピンクライン」の正式開業です。

 

本来はイエローラインと同時期に開業予定だったようですが、工事の遅延等でイエローラインから約1年遅れての開業になりました。

正式開業に先立ち、昨年中から公開試乗運行がされていました。その最終日である1月6日に乗車してきましたので、ご紹介します。

 

今回、ご紹介するのは

 

バンコクの新しい市内電車・運行開始

- MRT・ピンクライン -

  (バンコク・タイ)

 

です。

 

 

まず、「ピンクライン」の路線図です。

地図上にドンムアン空港が見えているとおり、バンコク都の北側をほぼ東西に走っています。

東側は「ミンブリー」、西側はちょっとした観光地でもあるクレット島の手前から南下し「ノンタブリー県」に入ったあたりまでの路線です。

都心を走る路線ではないですし、ドンムアン空港に近いと言っても乗り入れているわけではなく、クレット島へのアクセス路線にもなりそうにはありません。ということで、旅行者の場合は、ほぼ無関係な路線かもしれません。

 

利用する機会として敢えて上げるなら

・滞在ビザの延長手続きができるラックシー・ITスクエアへのアクセス

豪華なデパートでイオンラウンジもあるファッションアイランドへのアクセス

・BTSスクンビット線(Wat Phra Sri Mahathat)との乗換

・SRTダークレッドライン(ラックシー)との乗換

等でしょうか。

 

約1ヶ月間、乗車料金が無料でしたが、1月7日以降は通常料金になっています。

なお、運行区間ですが、途中の「Royal Irrigation Department駅(กรมชลประทาน)」を挟んで、乗り換えが必要になっています。事故の影響のようです。もしかしたら、もう解消されて、直通運転しているかもしれません。ご注意ください。

 

 

それでは、駅の様子や、乗車した雰囲気をお伝えします。

東側の終点のひとつ手前「ミンブリー市場」から乗車してみましょう。駅構内にはディスプレイで電車の到着時刻が表示されています。駅ですが、モノレールであるため、全駅、高架の駅になっています。

駅への橋には昇りのみエスカレーターが設置されています。また、すべての出入り口ではないですが、エレベーターもあります。

 


「ピンクライン」なので、電車の塗装はもちろん、車内のイメージカラーもピンク色です。駅の構造はイエローラインいと同じですね。色だけが違うという感じです。

 

 

駅の施設として、チケット自動販売機があります。

画面をタッチして目的の駅を選びます。タイ語と英語は対応しています。他の言語は確認していませんが、日本語はもちろんありません。

なお、BTSのカード(ラビットカード)を持っている人は、それも使えます。

 


「ミンブリー市場駅」から一駅、東の終点である「ミンブリー駅」に行ってみます。

駅前は広いですが、特に何もありません。

近くには建設中の「オレンジライン」の駅があります。ただ、微妙に離れています。どうせなら、直上に交差させて、垂直移動だけで乗り換えできるようにすればと思いますが、なかなか、そうはいかないのでしょうね。

 

あと、この駅にはパークアンドライドの設備もありますが、これを読むであろう方々のほとんどの人には関係ないですね。

 

 

「ミンブリー駅」から折り返して、西側の終点を目指しましょう。

「ミンブリー駅」から乗車する人はほとんどおらず、次の「ミンブリー市場駅」から、多くの人が乗ってきました。

 

 

「ミンブリー市場駅」を出ると、西に走ります。

しばらくすると、大きなデパートが見えてきました。

ファッションアイランド」というデパートで、この近辺では、最も大きなデパートのひとつです。

 

 

約20分ほど乗車すると、BTSスクンビット線「ワットプラシーマハタート(Wat Phra Sri Mahathat)」との接続駅に到着します。

この駅はほぼ立体交差していますので、乗り換えが便利そうですね。スクンビット線なので、ここで乗り換えればバンコク都心まで行くことができます。

 

 

さらに2駅進むと「ラックシー駅」に到着です。

ここには滞在ビザの更新手続きができる「ITスクエア」があります。

BTSと、この「ピンクライン」を使って来ることもできます。

 

また、この駅はSRTダークレッドラインの「ラックシー駅」との接続駅にもなっています。

 

あと、総合庁舎がある「ガバメント・コンプレックス」へは、「ラックシー駅」からふたつ先の「ガバメント・コンプレックス駅」が最寄になります。

 

 

ラックシー駅」を出ると、クレット島の近くまで行って、そこから急カーブして南下します。なお、クレット島の近くは近くですが、歩くとそこそこの距離があるので、クレット島へのアクセスとしては微妙です。

 

南下して最初の駅「Royal Irrigation Department駅(กรมชลประทาน)」で一旦、下車します。この駅を境に折り返し運転になっています。ただ、これは暫定的なものですので、近い内に直通運転になるでしょう。

 

 

降りたついでに「Royal Irrigation Department駅(กรมชลประทาน)」の外に出てみました。

周辺はかなり緑豊かな場所です。

この路線の沿線では、時々、広い田んぼや畑があります。バンコクもここら辺まで来ると農地が広がっているんですね。

 

 

ピンクライン」の終点まであと少しです。

車窓からは、遠くにビルが見えますが、沿線はかなりのどかな感じの風景です。

 

 

終着駅の「ノンタブリー市民センター(Nonthaburi Civic Center ศูนย์ราชการนนทบุรี)」に到着しました。

 

西側の終点「ミンブリー駅」は何もないところでしたが、西側の終着駅は思っていたより都会でした。この駅は「パープルライン」の駅もあり、乗換駅になっています。

ただ、例によって微妙に離れていて、数百メートルの連絡通路を歩く必要があります。

 

 

ということで、新たに開業したバンコクの市内電車「ピンクライン」についてでした。

公開試乗運行中にちょっと事故があったりはしているようですが、とりあえず、正式開業に至ったようです。

もし沿線に行く機会があれば、乗ってみてください。

 

今回は、以上です。

 

今日の生活: バンコクの新しい市内電車・運行開始 - MRT・ピンクライン -   (バンコク・タイ)

場所: Bangkok, Thailand

 

 

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