今回は、日本への一時帰国に、タイのバンコクから中国の成都へ向かう際に利用した「四川航空・3U 3936便」の搭乗記です。
コロナの影響と、その後の中国の入国規制により、中国経由便は以前ほど多くありませんでした。その後、乗り継ぎに関しては中国のビザ等は不要ということになり、最近では中国経由便のチケットが多くなってきました。
今回は、中国の成都を経由して、大阪へ向かう際の「バンコク→成都」の様子です。
コロナ以降(2022年)の中国経由便の情報があまり多くなく、特に今回の四川航空に関しては、ほとんどありませんでした。
ご利用の参考になればと思います。
今回は、
四川航空搭乗記(3U 3936便)
‐ バンコク・スワンナプーム ⇒ 成都・天府 -
(バンコク、タイ・成都、中国)
です。
今回の航空会社は「四川航空」です。
LCCではなく、フルサービスの航空会社です。
「四川航空」の予約時からチェックインまでの感想等々は下記です。
・値段は安い
・機材はナローボディ機が多い(ワイドボディ機もある)
・座席指定は無料で可能だが、諸事情で実質的にはできない
※中国の携帯電話番号が必要(OTPをSMSで受信するため)
※チェックインカウンターでは要望することが可能
・機内食は評判がよい
・預け入れ荷物は23㎏×2個までと充分な量
・機内持ち込み荷物は5kgまで
※2024年6月現在、8kgに増えたかも
・3大アライアンスでのマイル獲得はできない
座席指定が難しいことを除いては、特にマイナス要素はないですね。
預け入れ荷物が合計46kgまでOKなのはすごいです。
なお、座席指定は、チェックインカウンターで私の希望(窓側)に合わせてもらえました。
空港でのチェックインですが、右の写真のような小さな看板だけが目印でした。
チェックインカウンターの上のディスプレイに「四川航空」と出ているのが普通かと思っていましたが、そういう表示もなく、空港の案内だけがずっと表示されていました。
近くのスタッフらしき人か、すでに並んでいる人に確認しておくと良いでしょう。
チェックインは出発の3時間前から始まりました。
イメージ的に中国系航空会社のチェックインは時間がかかるというのがありましたが、それほど待ち時間はありませんでした。思いのほか、スムーズです。
預け入れ荷物が2×23kgまでOKということで、皆さん、大きなカバンを持っています。私も大小2個のキャリーバックでした。
そして、機内持ち込みが5kgまでということで、チェックイン後はかなり軽やかに過ごせます。
※2024年5月時点では機内持ち込みが5kgまででした。ただ、最近、確認すると8kgと表示があったので、詳細は要確認です。
無事、チェックインを済ませました。
空港内のフードコートで食事をします。
今回の、成都経由、大阪までのフライトは
・バンコク→成都・天府:18:05発、22:10着
・成都・天府→大阪・関西:9:20発、14:35着
という予定です。
成都で11時間の乗り継ぎ待ちになります。
乗り継ぎが24時間以内なので、関空までのスルーチェックインが可能なはずですが、チケット購入時には「スルーチェックインが不可の場合あり」という出ていました。
もし乗り継ぎ時間帯が日中であれば、中国に入国するつもりでしたが、深夜帯なので空港で夜明かしする予定です。スルーチェックインが出来ないと、ちょっと面倒くさい気がしていましたが、実際は、関空まで通しでチェックインができ、ボーディングパスも2枚発行してもらえました。
イミグレーションを通過して、制限エリアに入ります。
スワンナプームのイミグレーションは、かなり時間を要するとの話もありましたが、ほとんど待つことなく、通過できました。
ゲートはE6です。
この「四川航空」、実は定時運航率もかなり高いようです。また、ここまで接してきたスタッフの愛想もよく、乗る前の不安感はかなり解消されています。
搭乗しました。
ナローボディ機なので、かなり混雑します。搭乗率も高く、ほぼ満席だったので、これは致し方ないところですね。
シートは左の写真のような感じで、別段、窮屈ということはありません。
たっだ、個人用の設備はほぼ無く、個人用モニターもなければ、USB充電もできません。この辺は機材によりますが、バンコクから成都の路線は、いつ乗ってもこんな感じのようです。
定刻に離陸しました。
雨季に入りかけのタイの空です。
離陸して、シートベルトサインが消えると、機内サービスが始まりました。
乗客の多くは中国人のようで、中国語でドリンクの希望を聞かれます。もちろん、その後に英語で聞き直してくれます。
続いて機内食です。
ちょっと珍しい形で渡されました。
一般的には、メインのおかずと副菜等をひとつのトレーに置いて渡されますが、ここでは、このような感じです。
食器などは、下にある箱の中に入っています。
チキンのオイスター炒めにしました。
さすが中国系航空会社ですね。中華料理が美味しそうです。
そして、この航空会社の特徴でもある、豆板醤のような辛子味噌を希望によって、トッピングしてくれます。これがかなり美味しく、ごはんに合います。
箱の中にはスプーンとフォーク、あと、漬物類のパックとクッキーがあります。
パンダの袋がかわいいですね。四川航空はあちこちにパンダの絵があります。
約3時間ちょっとのフライトで、定刻通りに成都の天府国際空港に到着しました。
なお、成都には2ヶ所空港があり、最近、開港したのが天府国際空港です。
ということで、「四川航空(3U 3936便)搭乗記」でした。
口コミの数は少なかったものの、どの口コミも良い評価が多く、搭乗前から期待を持っていました。実際に搭乗してみたところ、良き口コミも納得の快適なフライトでした。
この後は、11時間の成都・天府国際空港でのトランジットです。
なお、「四川航空(3U 3936便)搭乗記」の様子を動画にもしています。下記からご覧いただけます。
今回は、以上です。
今日の飛行機:四川航空搭乗記(3U 3936便) ‐ バンコク・スワンナプーム ⇒ 成都・天府 -(バンコク、タイ・成都、中国)
場所: Bangkok, Thailand、ChiengDu, China