タイやラオスの食文化は日本と異なっている部分が多いですが、同じ稲作中心の農業であったり、中国文化の伝播によるところが大きいことなどから、似ている部分も多々あります。
今回は、タイのデパートで開催されていた催し物の中で見つけた北タイの食べ物についてです。
今回ご紹介するのは
お餅のような北タイの伝統食品
- カーオプックガー / ข้าวปุกงา -
(バンコク・タイ)
です。
催し物が開催されていた場所は下記になります。
催し物が開催されていた場所は「シーコンスクエア」という大型ショッピングモールの1階です。立地的には、バンコクの都心からは少し距離があります。
モノレールのイエローライン「ラマ九世公園駅」が近くにあり、駅から直結の連絡通路もでき、便利になりました。また、鉄道市場で有名な「タラートロッファイ・シーナカリン」も近くにあります。



催し物は、タイ北部地域の伝統的な文化を紹介するもので、かなり本格的な内容です。
なお、この催し物は2025年7月28日までの開催だったため、すでに終了しています。
ただ、約2週間ほどの開催期間にもかかわらず、設置されている設備は常設のものかと思わせるほどの内容でした。


会場内にはたくさんの屋台が出ていて、飲食もできるようになっています。
開催期間中はかなりの人出だったようです。


さて、今回のご紹介のメインは、そのイベント会場で販売されていた「カーオプックガー(ข้าวปุกงา)」です。Google翻訳で日本語にすると「ゴマせんべい」と出てきました。
原料はほとんどがもち米です。
色が黒っぽいのは、黒いお米を使っているからだそうです。
会場で焼いているものを買って、食べてみたところ、ほぼ日本のお餅のような食感でした。もち米から作られているので、お餅と同じでも全く不思議ではありませんね。


美味しかったので、焼いていないパックになったものを買って帰りました。
こちらはバナナの葉で包まれています。
一緒にきな粉のようなものと、練乳もついています。
甘いのが好きであれば、これらをつけて食べると美味しいです。それ以外に、日本のお餅風に砂糖醤油などでも合いそうです。


焼いてみました。
黒っぽいのでわかりにくいですが、焼いて温まると、しっかり伸びます。この辺も、日本のお餅と変わりありません。
あと、日本語訳だと「ゴマせんべい」でしたが、なんとなくゴマっぽい味もあります。ただ、せんべいのように固くはありませんので、完全にお餅だと思ってよいでしょう。
ということで、バンコクのデパートの催し物の中で偶然見つけた「お餅のような北タイの伝統食品 - カーオプックガー / ข้าวปุกงา」でした。
今回は、以上です。
今日のお店:お餅のような北タイの伝統食品 - カーオプックガー / ข้าวปุกงา - (バンコク・タイ)
場所:Bangkok, Thailand
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