ラオスには現在三つの世界遺産があります。
その内のひとつが、シェンクアン県にある「ジャール平原巨大石壺群(Megalithic Jar Sites in Xiengkhuang-Plain of Jars)」です。その名の通り、巨大な石壺が並ぶ奇抜な光景です。それを目当てに観光客が訪れますが、これ以外の観光資源に乏しいのが難点です。
今回は、世界遺産だけで終わらないシェンクアン県の観光スポットを紹介します。いくつか順番に紹介していきたいと思いますが、今回ご紹介するのは
シェンクアン県観光スポット⑧モン族の村と植物園
- シンハー公園(ສວນສິງຫາ Soun Singha สวนสิงหา) -
(シェンクアン県ポーンサワン)
です。
今回の「シンハー公園(ສວນສິງຫາ Soun Singha สวนสิงหา)」は、シェンクアン県の中心地「ポーンサワン」の街では数少ない、市街地にある観光地です。
場所は下記になります。
場所は、ポーンサワンの街からも徒歩で約10分程度と、充分徒歩圏内に位置しています。ちょっとした空き時間で観光できるので、到着初日やシェンクアンを出発する日などに行くこともできます。


入口を入ると、ラオスの民族のひとつである「モン族の村」を見ることができます。シェンクアン県にはモン族が多く住んでおり、現在でも伝統を引き継いだ生活をしている人も多くいます。ここに実際に住んでいるというわけではありませんが、伝統的なモン族の生活が垣間見えます。


家の中に入ることもできます。
中には炊事で使うかまどや、農作業に使う農機具などを見ることもできます。実際に使っているわけではないので使用感はありませんが、どのような方法で作業をしているかがわかります。


さらに奥に進むと、植物園があります。
それほど大きい規模ではありませんが、季節によって色とりどりの花が咲いているようです。ラオスで一番花がきれいな時期を知りませんが、訪れた4月は、上の写真のような、赤い花が咲いていました。
シェンクアンは、乾季には結構気温が下がるため、たくさんの花を見るには暑期や雨期が良いのかもしれません。
このような形で、これから成長すると思われる植物もあります。
違う季節にも来てみたいと思ってしまいますね。
以上が、市街地にある観光地「モン族の村と植物園」でした。
なお、ここでは、実際の住居として使用されているというわけではなく、レプリカ的に展示されているという形です。郊外に行くと、本当に住んでいる家々を巡ることもできますので、興味がある方はそちらも行ってみるのも良いと思います。
郊外の「モン族の村」を巡るツアーに関しては下記からもお読みいただけます。
今回は、以上です。
今日の観光地:シェンクアン県観光スポット⑧モン族の村と植物園
- シンハー公園(ສວນສິງຫາ Soun Singha สวนสิงหา) -
(シェンクアン県ポーンサワン)
場所:Phonsavan, Xiengkhounag Province