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老中鉄道の「首都ビエンチャン駅」訪問記①(ビエンチャン、ラオス)

 

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2021年12月3日に開業したラオス・中国鉄道(老中鉄道)ですが、かなり好調に運営されているようです。中国関係で「好調」と聞くと、捏造だとか盛っている等というコメントで賑わいがちですが、実際のところ、運行本数は少ないものの、かなり高い乗車率をキープしています。

今回は、鉄道に乗ったわけではないのですが、鉄道駅までの路線バスも運行され始めたということもあり、ちょっと、駅まで行ってみました。その様子を、前後2回に分けてお伝えします。

 

今回の内容は、

 

老中鉄道の「首都ビエンチャン駅」訪問記①

(ビエンチャン、ラオス)

 

です。

 

ラオス中国鉄道の「首都ビエンチャン駅」は下記になります。

 

 

ラオス中国鉄道の「首都ビエンチャン駅」ですが、かなり辺鄙なところに建てられています。もちろん、これは駅の近所に住んでいる人にとっては便利な場所となるのですが、一般的には利便性の良い場所とは言いにくいと思います。

さらに、開業当初は公共交通機関もなく、誰かに送迎してもらうか、トゥクトゥク等を利用するしかありませんでした。そこに、ようやく、1月中旬ごろから、路線バスが運行され始めました。今回は、それも利用しています。

 

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出発は、タラートサオバスターミナルです。

2021年4月以来、市バスの運行が停止され、閑散としていましたが、ようやく少しだけ活気が戻ってきました。

鉄道駅行のバスは、現在、

・1日3本(6:20、13:00、18:00)

で運行されています。

 

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今回は13時発のバスに乗車しました。

タラートサオバスターミナルを出発後、パトゥーサイ公園を通り、13号線を北上していきます。途中、南バスターミナルを経由するという情報もあったのですが、そこは経由せず、鉄道駅に直行しました。

途中誰も乗ってきませんでしたが、沿線で手を上げれば、乗車できると思います。

乗車時間、約30分で鉄道駅到着です。

 

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「首都ビエンチャン駅」のターミナルビルです。

駅名はラオス語と中国語表記のみで、英語が無いのが中国の影響力の強さを感じさせます。ただ、一般的な案内板には英語表記もあります。

 

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駅の周辺を見渡すと、正面あたりと、向かって右側に日除けのテントがあり人が並んでいました。

左側の写真(駅舎正面あたり)は、既にチケットを持っており、ターミナルビルに入るための人たちです。

右側の写真(駅舎右端)は、チケット購入ブースの順番待ちの列です。

 

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現在、鉄道の運航スケジュールは1日3本(旅客便)のみで、駅のサービスも電車の出発・到着に合わせて行われています。私がバスで到着したのは13時30分ごろで、次の営業時間まで約1時間ほどあります。

 

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ドアにはカギがかけられているので、外からガラス越しに写真を撮ってみました。天井も高く、真新しい感じです。

チケット購入ブースに方には、電光掲示板で、チケットの残数が表示されています。この日の便の残数は1等、2等合わせて約50ほどになっています。ほとんど残っていないようです。

 

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販売開始時間が近づいてくると、徐々に列が長くなってきました。

ただ、並んでいる人の様子を見ていると、皆さん荷物はほとんど無く、これから電車に乗って遠方に行くという感じはありません。これは、購入代行の人たちで、実際に彼らが乗車するということはなさそうです。一部は、キャリーケースを持った人もいましたが、かなり少数派です。オンライン予約などの仕組みが準備されていないこともありますが、ラオス中国鉄道の開通で新たなビジネスが生まれていますね。

 

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「首都ビエンチャン駅」、建物はかなり立派なのですが、外には駐車場以外の設備は一切ありません。なので、私のようにバスで早い時間に到着してしまうと、時間をつぶせる場所はもちろん、暑い日差しを避ける場所すら限られてしまいます。

屋台が出ていますので、この辺でドリンク類などは買えますが、対策は必要になりそうです。

 

鉄道駅周辺も荒地が続いており、ただ、ポツンと巨大な駅舎がある、という感じです。時間とともに、商業施設ができていき、ビエンチャンの新たな商業スポットを形成するのでしょう。

 

訪問記①は以上です。

②では、チケットブースの様子や、到着便、バスでの帰路などを書きたいと思います。

 

今回は、以上です。

 

今日の旅行記:老中鉄道の「首都ビエンチャン駅」訪問記①

場所:Vientiane Capital

  

 

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