今回からしばらく、タイトルにもある「ラオス中国鉄道乗車旅行記「バンビエン」」になります。鉄道開業からすでに半年経過しましたが、なかなか乗る機会が無く、今回、鉄道に乗ることを目的として、バンビエンに行くことにしました。鉄道に乗ることが目的ですので、目的地としては、バンビエンの他、ルアンパバーン、ウドムサイ、ボーテンなどもありましたが、距離や時間も手頃なバンビエンにしました。
ラオス中国鉄道乗車旅行記「バンビエン」①
(首都ビエンチャン⇒ビエンチャン県バンビエン)
何回かに別れての旅行記になりますが、今回の①は首都ビエンチャンからバンビエンの街中に到着するまでとなります。
なお、0回目として、ラオス中国鉄道のチケット購入がありますが、これは、すでに記事にしています。
市内のビエンチャンセンターにあるチケットオフィスで購入しています。詳しくは下記からお読みいただけます。
バンビエン旅行記は、これまでも何回か書いています。以前の旅行記は右側の「旅行記」のカテゴリーからもお読みいただけます。スマホの方は「旅行記」のところにリンクをつけていますので、そちらから飛んでいただくのが楽かもしれません。
今回の旅の目的地「ビエンチャン県バンビエン」ですが、場所は下記になります。
観光地で有名な「バンビエン」ですので、検索等で容易に探せるかとは思います。首都ビエンチャンの北側約100km辺りになります。
今回の旅の移動手段は「鉄道」ですが、まず鉄道駅に行かなければなりません。市街地から離れた不便な場所にありますが、今では、路線バスも運行されています。タラートサオ近くのクアディンバスターミナルが始発ですが、途中の「パトゥーサイ」から乗車します。
バスは始発のクアディンバスターミナルを13時に出発しているはずです。ほぼ定刻通りの13時10分頃、バスが姿を見せました。以前から走っている緑色のバスですね。
なお、この路線の案内は下記からもお読みいただけます。
約30分でバスは鉄道駅に到着しました。
時間は14時前、て乗車予定の電車は16時発です。まだ、2時間前ですが、バスのダイヤの都合上、仕方ありません。なぜ、こんなに早いかというと、駅のチケットオフィスでチケットを買う人のために、これくらいの時間に設定されているようです。
チケットオフィス前には、すでに行列ができています。私はすでに、市内のチケットオフィスで購入済みですが、実は駅のチケットオフィスで買った方が20,000kip安くなります。また、代行業者が購入していることもあるようです。
電車が発車する1時間前に駅舎の中に入ることができます。空港のようなセキュリティチェックがあります。荷物もX線に通しまし、ボディチェックもあります。カバンを開けるように言われている人もいて、一応、ちゃんとチェックしているようです。
発車の20分ほど前になると、待合室からホームに入る案内があります。ここでも、何故か並ぶことになります。全席指定のはずなんですが、まあ、なんとなく想像はつきます。
電車が入線してきました。
乗車率はかなり高い感じですね。
車内はこんな感じです。
日本の新幹線と変わらない雰囲気です。
電車の乗車感ですが、非常に快適です。ガタガタ揺れることもないですし、座り心地も悪くありません。基本、単線ですが、行き違い用に複線になっている部分もあります。
約1時間でバンビエンに到着しました。
ここで降りる人はそれほど多くなく、大半の人がルアンパバーンまで行くようです。ちなみに、乗車していた電車の行き先はルアンパバーン行きでした。
バンビエン駅から市街へは乗り合いソンテウが待機していました。ただ、帰りのチケットを購入しておきたかったので、運転手に一声かけて、チケットオフィスに向かいます。
チケットオフィスはビエンチャン駅と同じ構造ですね。二日後のチケットまで、購入できるようです。
帰りのチケットを無事購入し、乗り合いソンテウで市街へ向かいます。一人30,000kipでした。ガソリンが高騰しているので、今後も価格は流動的になるかもしれません。
ということで、割とあっさり鉄道での移動ができてしまいました。今回の旅行の目的である鉄道乗車はいとも簡単に達成してしまいました。
ただ、それで終わってはもったいないので、バンビエン滞在を楽しみたいと思います。
とりあえず、無事に目的地「バンビエン」に到着できました。まずは、この日の宿はまだ予約しておらず宿探しからですが、そこから先は次回にしたいと思います。
今回はどんな滞在になるか楽しみです。
次回は1日目の夜の様子を書きたいと思います。
今回は、以上です。
今日の旅行記:ラオス中国鉄道乗車旅行記「バンビエン」①(首都ビエンチャン⇒ビエンチャン県バンビエン)
場所:Vientiane Province