東南アジアの鉄道といえば、2021年12月3日に開業したラオスの「ラオス‐中国高速鉄道」が人気を集めているようです。ラオスへ旅行した人の移動手段として一定の役割を果たせていて、すでに開業から約2年になりますが、ラオスを訪れた旅行者は一度は乗ってみようという感じです。当ブログでも、「乗車体験記」や「市内でのチケットの購入方法」、「アプリでのチケット購入方法」などの記事をアップしていますので、参考にしていただければ幸いです。
というラオスの鉄道ですが、今回の本題はマレーシアを走る「マレー鉄道(KTM)」です。
マレー半島の西岸部・東岸部を貫き、旅行者・地元のマレーシア人、それぞれが乗車しています。
「マレー鉄道(KTM)」にはかなり前からオンラインチケット予約ができるサイトがあります。支払からチケット発行・受領まで、すべてオンラインで完結するため、非常に便利です。
今回、ご紹介するのは
マレー鉄道(KTM)のオンラインチケット予約
(クアラルンプール・マレーシア)
です。
まずは、「マレー鉄道(KTM)」のオンラインチケット予約サイトです。
サイトは英語が基本のようです。
スマホ用アプリもあるようなので、そちらをダウンロードしておいても良いでしょう。
今回はウェブサイトを中心に説明します。
チケット予約はサイトトップのちょっと下にある「New Ticketing」をクリックします。
時刻表も見られるようになっているので、乗りたい時刻の電車を検索しておくこともできます。
出発駅、到着駅、月日、人数等でチケットを検索できます。
基本は往復の検索になっているので、片道の場合は右の写真の
「I am travering one way」
をクリックしましょう。
検索すると該当列車が表示されます。
なお、残席ゼロの場合も、残席無しとして表示はされますので、表示されない場合は、検索条件を確認してみてください。
希望する電車で残席があれば、該当列車を選択します。
なお、電車の種類に
・Platinum
・Gold
がありますが、これは停車駅の数が異なります。
「Platinum」の方が停車駅が少なく、早く到着できます。
ただ、この停車駅の差はクアラルンプール周辺では大きくなりますが、そこから離れるとそれほど差がなくなります。
なお、ユーザー登録が必要ですので、していない場合はここで登録しましょう。
必要事項を入力しましょう。
座席を選択します。
ここでの注意点は、座席の向きが固定されていることです。
車両中央部をはさんで向かい合う形で固定されているので、車両の半分のシートは、進行方向とは逆向きになります。
凡例に「backward」「Forward」とあるので、進行方向向きが良ければ「Forward」を選びましょう。もちろん、「Forward」の方から席が埋まっていきます。
座席を選択すると乗車する人の詳細を入力します。
ユーザー登録しているアカウントと同じの場合は「I am travering」にチェックを入れればOKです。
そのあと、クレジットカードで支払いをすれば完了です。
クレジットカード以外の支払い手段として、オンラインバンキング、デジタルウォレットも可能です。オンラインバンキングは銀行口座が必要になるので旅行者向きではないですね。
クレジットカードはVISAかMasterが使えるようです。JCBはダメなようです。
支払いを済ませるとイーチケットが届きます。
右上にQRコードがあるので、この部分を表示できるようにしておきましょう。
この後は特に手続きは不要で、直接、駅に向かってください。
QRコードを改札にかざせばゲートが開きます。うまくいかない場合は、近くにスタッフがいるので聞いてみましょう。うまく読み取れずに、困っている人が多い印象です。
マレー鉄道(KTM)は旅行者だけでなく、マレーシア人もかなり利用しているようです。そのため、繁忙期や週末になると、残席が少なくなっています。予定が決まっているようなら、早めにウェブで予約してしまうのが良さそうです。
ということで、「マレー鉄道(KTM)」のオンラインチケット予約についてでした。
なお、現在は直通運転していませんが、タイ国鉄とも線路がつながっています。
タイ国鉄からも乗り換えをすることで、マレー半島を縦断する鉄道旅行も可能です。
タイ国鉄も同様にウェブサイトからチケット予約が可能です。タイ国鉄のチケット予約に関しては以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
今回は、以上です。
今日の生活:マレー鉄道(KTM)のオンラインチケット予約 (クアラルンプール・マレーシア)
場所: Kuala Lumpur, Malaysia
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