今回から数回にわたりタイの首都・バンコクの北隣にある県、アユタヤ県へのワンデイトリップの記事をお送ります。
「アユタヤ県」は、タイにそれほど関心がなくても、一度は聞いたことがある県名だと思います。バンコクの北側にあり、バンコク都内から1時間~2時間程度のところにあります。
世界遺産にも認定されていて超有名な観光地ですが、バンコク都内から日帰りも可能です。
今回のワンデイトリップの目的としては
・アユタヤ観光
です。
初回の今回は、バンコク都内からの「行き方編」です。
バンコク・1Day・トリップ(アユタヤ)⑦ー1
- 行き方編 -
(アユタヤ県・タイ)
「アユタヤ県」の場所は下記になります。
今回の目的地「アユタヤ」は、バンコクの北側で、間にパトゥンターニー県があり隣接はしていません。それでも、車で走ればバンコク都内1時間以内、その他の交通機関でも2時間あれば到着できる位置にあります。
今回のワンデイトリップの出発地点はMRTの「スクンビット駅」です。
ここから「フアランポーン駅」まで乗車し、その後、タイ国鉄でアユタヤへ向かうことにします。
なお、タイ国鉄以外の「行き方」ですが、公共交通機関を利用する中で一番スムーズな方法としては、
・バンコクの戦勝記念塔やバンナー等を発着する「ロットゥー」
の利用です。
ただ、今回は旅情も感じられるタイ国鉄にします。
ということで、まず、列車の駅「フアランポーン駅」を目指します。
MRTの「フアランポーン駅」に着いたら、地下通路を通ってタイ国鉄の「フアランポーン駅」へ行きます。
途中にはタイ国鉄の歴史などが書かれた展示スペースもあります。誰も見ていませんが。。。
地下通路から地上に上がるとすぐに駅舎があります。
ドーム型の屋根が特徴的ですね。
ただ、ターミナル駅としての機能は新しくできた「クルンテープ・アピワット駅」に移ったため、現在発着しているのは普通列車のみになっています。
「クルンテープ・アピワット駅」の詳細は以前に記事にしていますので、下記からもお読みいただけます。
ちなみに「フアランポーン駅」と「クルンテープ・アピワット駅」の間はシャトルバスが運行されています。タイ国鉄のチケットを持っていれば無料で乗車できますので、発着駅を間違えた場合などは利用しましょう。高速経由なので、30分もかかりません。
チケットブースでチケットを購入しましょう。
オンラインで購入することもできますが、普通列車は満席で売り切れになることはありませんので、オンラインで購入するメリットは低いです。
なお、オンラインでの購入方法は下記からもお読みいただけます。
駅構内にはトイレがあります。
以前は有料でしたが今は無料で利用できます。
きれいに改装されているので、快適に利用できます。出発前に行っておきましょう。
プラットフォーム内に入ると、正面に機関車や古い車両が展示されています。
発着する列車が減ったので、空いた線路を再利用しています。
今回は普通列車の利用です。
指定席ではないので、早めに席を確保しておきましょう。
アユタヤまでは15バーツです。
料金が他の交通機関と比べても格段に安いこともあって、利用者はそこそこいます。
定刻の11時15分に出発しました。
フアランポーン駅は、かつては20両編成ぐらいの列車も発着していましたので、プラットフォームもかなり長くなっています。今はもう6両前後の編成ばかりです。
出発後、しばらくの間は住宅街の間を走ります。
線路上を歩いている人も見かけます。
約20分ほどで新しいターミナル駅の「クルンテープ・アピワット駅」に到着です。ただ、普通列車が到着する駅は以前からある「バーンスー駅」になり「クルンテープ・アピワット駅」には入りません。
「クルンテープ・アピワット駅」を出るとしばらくの間は、レッドラインと並走します。路線が別なので厳密には違うかもしれませんが、タイでも複々線が見られるようになりました。
出発から約1時間で「アユタヤ駅」に到着です。
今回はここまでです。
なお、ここまでの様子を動画にもしています。ぜひ、こちらもご覧ください。
次回は、「アユタヤ駅」から、アユタヤ遺跡へ向かいます。
今回は、以上です。
バンコク・1Day・トリップ:⑦ー1 - 行き方編 - (アユタヤ県・タイ)
場所: Phra Nakhon Si Ayutthaya, Thailand
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