コロナの影響でビエンチャン市内の食堂、レストランの中には閉店してしまったところも一定数あります。特に外国人旅行者向けのレストランなどは、軒並み閉店、あるいは顧客を減らしてしまっているようです。
しかし、ラオス人向けのお店は、比較的元気に営業を続けているように見えます。
今回、紹介するのは、チャオアヌ通り沿いのローカル食堂。
店名は不明(場所はおおむね下記です)
チャオアヌ通りをメコン河から北方向に向かい、セタティラート通りを越えたあたりにこのお店はあります。似たような雰囲気のお店が2軒ならんでおり、北側にあるのが、今回、紹介するお店です。
なお、南側にあるお店は以前に紹介しています。こちらもローカル感満載でお勧めのお店です。
お店の雰囲気はローカル食堂そのものです。エアコンはありませんが、なぜか不思議と涼しいです。
店内は、机が10脚ほど並んでいます。広いお店ではないですが、お昼時は満席になるくらいの人気店です。主な客層はラオス人ですが、近くにJICAの事務所がある関係か、日本人の姿もあります。
メニューは、麺類、ごはん類など20種類ほどですべてラオス料理です。価格は、どのメニューも10,000KIPから15,000KIPですでの、ビエンチャン市内、特にツーリストエリアではかなり安価な部類です。なお、水も無料ですのでリーズナブルに食事ができます。
メニューは上のようになっています。アルファベット表記、写真もあるので、外国人でも簡単に注文できますね。辛さの調節もお願いできますし、唐辛子を別皿でもらうことも可能です。基本的にひとりで食べるメニューですので、「おひとり様」でも気軽に入れます。
野菜炒めを注文してみました(メニューの10番)。唐辛子は入っていないので、ピリピリした辛さはありません。でも、醤油(ナンプラー?)などでしっかり味付けされています。後半、味に飽きてきたら別皿にしてくれている唐辛子の入った調味料を入れましょう。別の味が楽しめます。
そして、一緒についてくるスープも胡椒とほどよい塩味とがついています。
ごはんもボリュームがありますので、しっかりとした昼食になります。なお、ラオスではお店によってお米の味がかなり異なります。使っているお米によって、かなり印象が変わってしまいますが、ここのお店は良いお米を使っているように感じます。
味、ボリューム、価格、いずれもかなり高いレベルかと思います。もちろん高級レストランのような店内の雰囲気、食器の豪華さ等は一切ありませんが、ラオスの雰囲気を体験するには良いお店だと思います。
今日のお店:店名不明(Google map参照)
場所:Chao Anou通り, Vientiane
今回は、以上です。