今回は、ラオスで利用できる「配車アプリ」のご紹介です。
以前、「Loca」を紹介しましたが、それと似たようなものになります。ただ、いくつか相違点や使い勝手の違いもありますので、ご紹介したいと思います。使用する人によってメリット・デメリットもあるかと思います。
タクシーなどをスマートフォンなどのアプリを介して呼ぶことができるサービスで、ラオスでもそのようなサービスがあります。日本などでもよく聞く「Grab」などの世界的なものではありませんが、何種類かあり、今回はそのうちのひとつをご紹介します。
今回ご紹介するのは
ラオスの配車アプリ
- インドライバー(In Driver) -
(ビエンチャン・ラオス)
です。
この「インドライバー(In Driver)」は、登場して約10年程度のようですが、日本ではサービス提供されていないようなので、それほど有名なサービスではないかもしれません。
下記はあるニュースサイトからの引用です。
「2012年の大晦日、ロシア連邦に属するサハ共和国の首都ヤクーツクではマイナス45度まで冷え込み、皆凍えながらタクシーを探していた。しかし、タクシーの運転手はこの冷え込みに乗じてタクシー料金をふっかけ、住民に対して倍以上の運賃を提示した。
これに腹を立てた住民らがSNSでグループを作り、客側が料金を提示して了承したドライバーがその依頼を受ける、という仕組みを自ら作りあげた。」
とのことです。
現在、ラオスのほか、タイでも使用可能です。
登録も簡単で、現金決済もできるため、在住者だけでなく、旅行者も問題なく使用できると思います。
「インドライバー(In Driver)」の大きな特徴は、前述の開発経緯にもある
「客側が料金を提示して了承したドライバーがその依頼を受ける」
というものです。
乗車位置と降車位置(目的地)を設定すれば、一般的な相場をアプリが出してくれますが、実はこの額を修正し、希望価格を出すことができます。
※上の左側の写真「27,000Kip」となっているのがアプリが出した相場価格です。
今回は右の写真のように「20,000Kip」にしてオファーを出してみました。
20,000Kipのオファーに対し、「25,000KipならOK」と反応したドライバーがいます(左の写真)。これで手を打つなら「Accept」、妥協しないなら「Decline」を押しましょう。
いったん、「Decline」にして待っていると、同じドライバーが20,000Kipで再度打診してきました。これなら「Accept」しましょう。
交渉が成立すると、車種やナンバーが表示されます。車の現在地も車のアイコンで表示され、時間とともに移動しているのがわかります。
車が到着すると、ドライバーにスマホなどを見せて、呼んだのが自分であることを知らせ、念のため、行き先や金額を伝えれば、間違いないでしょう。
なお、車は一般的な自家用車でタクシーのような感じではありません。
初めて使うときは、多少、緊張するかもしれませんが、慣れれば便利です。
ご注意事項
ラオス政府・当局等に正式に認可されているものかどうは不明です。ご利用の際は、安全等には注意してご自身の責任でご利用ください。ご利用時に問題等が生じても責任は一切、負いませんのでご了承ください。
今回は、以上です。
今日の生活:ラオスの配車アプリ -インドライバー(In Driver) - (ビエンチャン・ラオス)
場所:Vientiane Capital