ラオスはCovid-19の影響でまだ、外国人観光客の自由な入国はできない状況です。一部の旅行会社を通じたツアー形式での入国が認め始められているようですが、それを利用した入国者は多くない状況です。ラオス政府は徐々に規制緩和をしており、感染のない地域では極力普通の生活ができるようにしていますが、まだまだ感染発生も高止まりしています。
私はビエンチャン都内から出る機会は、以前に比べ少なくなっています。
そういった機会でもあるので、観光名所が無いと言われるビエンチャン都内の観光地を紹介します。
今回ご紹介するのは
ビエンチャンの観光地
- ワットシームアン(ວັດສີເມືອງ) -
(ビエンチャン・ラオス)
場所は下記になります。
ビエンチャン市内の中心部にあります。サムセッタイ通りとセタティラート通りという、ビエンチャン有数の大通りが合流する地点にあります。
今回の「ワットシームアン」は有名なガイドブック「地球の歩き方」にも掲載されている有名なお寺です。そのため、ビエンチャンを訪れたことのある方なら、来たことがあるかもしれません。
細かいお寺の由来や謂れはガイドブックに譲りますが、この寺院が建立されたとき、シーという名前の女性が人身御供として支柱の穴に飛び込み、それ以降、お寺の守り神となったという伝説が残っているようです。
ビエンチャン市内のお寺の中でも、トップクラスにきれいです。建物も華やかに装飾されています。
境内の建物や仏像をぶらぶら歩きながら参拝するのも良いですし、お供え等を買って、供えてみるのも良いでしょう。
お供えは、お寺に入ったすぐのところで売られています。
お供え等を買って、お経を読んでもらうこともできます。お願いごとや、困りごとがある人は、ここでお祈りしてもらうのも良いかもしれません。終わると、手首に白い糸を巻いてくれます。バーシーと呼ばれます。
お堂の中にも、人が集まっています。
ラオスの人は敬虔な仏教徒が多いため、老いも若きも、よくお寺に集まっています。
年間通して仏教行事も多く、僧侶が修行に入る「カオパンサー」やその修行明けの「オークパンサー」などの有名な行事もあります。
カオパンサー、オークパンサーの様子は下記からもお読みいただけます。
「ワットシームアン」は街中にありますが、境内は広々としています。
その広い境内の中には、上の写真のような感じで、仏像が安置?されています。日本では、雨ざらしのところに仏像が安置されることは稀ですが、ラオスでは、比較的よく見かける光景です。
「ワットシームアン」には、何ヶ所かお供えやお祈りができる場所があります。たいていは、既にたくさんのお供えが置かれているので、それを目安にお参りしましょう。
花やろうそく、線香を買って、お供えしましょう。
ラオスの線香は、日本のものより、火も煙も出るので、火事にならないように気をつけてください。
2021年4月のロックダウン以降、観光客も多かったお寺は閉鎖されているところが多くありました。最近は、解放され始めていますので、徐々に日常に戻りつつあるようです。
今回は、以上です。
今日の観光地:ワットシームアン(ວັດສີເມືອງ)(ビエンチャン、ラオス)
場所:Setthathilath Road , and Samsenthai Road, Vientiane Capital