今回は、タイのバンコクで利用できる「配車アプリ」のご紹介です。
以前、ラオスのビエンチャンで使用できる「Loca」や「InDriver」を紹介しましたが、基本的な使用感は、それと似たようなものになります。ただ、いくつか相違点や使い勝手の違いもありますので、ご紹介したいと思います。使用する人や場所によってメリット・デメリットもあるかと思います。
今回ご紹介するのは
タイ・バンコクで使える配車アプリ
- Muvmi -
(バンコク・タイ)
です。
この「Muvmi」は、発音は多分「ムーブミ」なのだと思いますが、実際に発音している人に会ったことがないので違うかもしれません。登場してから数年のようですが、今のところ、タイ・バンコクの一部地域のみでの利用となります。
呼ぶことができる車両は「電気トゥクトゥク」になります。
エアコンがないので暑いというデメリットはありますが、車両も新しく、比較的乗り心地も良いです。
「バンコクの一部地域」ですが、この地域が「Muvmi」の大きな特徴です。
一般的にはA地点からB地点へ移動したい、ということへの対応が配車アプリのポイントかと思いますが、「Muvmi」では、
・バンコクの特定地域内での移動
・地域は細分化され、現在、約10地域が存在
となっています。
地域とは、「アソーク」「ディンデーン」「パヤタイ」など、距離にすると2㎞~3㎞程度の範囲です。この範囲を超えての移動はできないのが大きな特徴です。
「アソーク」エリアを例にとると、スクンビット通りの奇数ソイ側(北側)でアソークからトンローまでです。アソークからサイアムに行きたい、アソークからオンヌットに行きたい、ということはできません。
一見、不便な感じもしますが、地域が限定されているため、比較的、容易にトゥクトゥクを呼ぶことができます。狭いエリアだけを行き来するので、車両数が少なくても対応できるのでしょう。とはいえ、状況によっては、30分ぐらい待つケースもあります。
乗車・降車できるポイントはあらかじめ決められています。
有名な場所であれば、目の前で乗り降りできます。
また、場所がある程度決まっているので、呼んだけど会えないということもありません。トゥクトゥクについているQRコードをスマホで読み込めば、呼んだお客さんと認識されます。事前に料金も確定していますので、乗車すれば、あとは到着を待つのみです。
なお、料金ですが、一般的なトゥクトゥク料金よりもかなりお安いイメージです。
最後に利用に際しては、タイの携帯電話番号が必要になります。最近は、旅行者でも到着時にSIMカードを買って・・・という感じかと思いますので、利用は可能かと思います。
バンコクではいくつかの配車アプリがあります。広い範囲の移動には適していない「Muvmi」ですが、該当エリア内であれば重宝しそうです。
今回は、以上です。
今日の生活:タイ・バンコクで使える配車アプリ - Muvmi - (バンコク・タイ)
場所:Bangkok, Thailand